JUNIOR AND SENIOR HIGH SCHOOL OF KOGAKUIN UNIVERSITY <OFFICIAL BLOG>

工学院大学附属中学校・高等学校<公式ブログ>

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。

2017年が皆様にとって飛躍の年でありますように。
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工学院の21世紀型教育ビジョン

校長  平方邦行

20世紀末は東欧の民主化の動きやベルリンの壁崩壊、そして、東西冷戦の終焉は持続可能な平和に一歩踏み出したかに見えましたが、世界各地で内戦や紛争が勃発し地球上はカオスが常態化するようの事態なっています。それは多様な文化を含めた生活を育む「社会」や暮らしの糧となる「経済」よって引き起こされる「格差」が引き金になっていることは言うまでもありません。

 

21世紀の国際社会は、世界中が協力して持続可能な開発に取り組む時代に突入していますが、それを象徴する動きの一つに、『持続可能な開発目標(SDGs)』 = 『グローバル・ゴールズ』 があります。 そして2015年秋、2030年までに17の目標、『グローバル・ゴールズ』 達成への合意に到っています。

 

国際社会のさまざまな動きの中で工学院大学附属中高の教育は、2013年より 「21世紀型教育を創る会」 と歩みを一にして進んでまいりました。この 「21会」 は 「教育の質」 を保証する機構になるために、そして2016年更なる飛躍を求めて 「21世紀型教育機構」 に改組しました。今後も、私たちは21世紀型教育のビジョンを共有していきます。

 

そして、そのビジョンは、『予測不能な未来世界の光と影が激しく交錯する事態に直面させられている現代。知的基盤社会へのパワーシフトをさらに推進する教育を実践し、未だに達しえない平和を形成し、経済格差を限りなく縮めていく根源的問題解決が求められています。

一方、2030年には、人工知能の想像を超える進化によって、もはや第4次産業構造でもとらえられない産業形態になっているかもしれないほどのイノベーションのウネリが生まれていることも確かです。STEM教育(Science, Technology, Engineering and Mathematics) や創造性を実現するデザイン思考が急務と言われるゆえんです。

そして、既存の知識暗記重視の勉強から新しい知識を想像する感性と新しい知識を創造する知の学びの機会は、出来る限り多くの生徒たちに開かれる必要があります。すなわち、時代は、既存の知識の多寡を競い、その枠からはみ出た一握りの天才を生みだしてきた20世紀型教育から、枠を外して、生徒1人ひとりが自分の中の天才を世界に開放する21世紀型教育にシフトすることを要請しているのです。工学院の21世紀型教育は、この要請に応えるべく「リベラルアーツの現代化」に挑戦していきます。』

 

今や日本の私立学校は歴史的転換期に直面しているという自覚を持って、工学院教育は更に先進性・独自性を前面に打ち出したイノベーション教育に挑戦して行く所存です。