JUNIOR AND SENIOR HIGH SCHOOL OF KOGAKUIN UNIVERSITY <OFFICIAL BLOG>

工学院大学附属中学校・高等学校<公式ブログ>

【フィリピンMoG】5日目

5日目。
3月28日の夜は、ネット環境が皆無になりアップができませんでした。フィリピンは、アジアで3番目に通信速度が遅いらしく、時々(しばしば?)こういうことが起きるようです。また、1日でも時間帯によって、通信速度が大きく変わることも学びました。日本は、いろいろと恵まれていると感じます。でもフィリピンに来てみて感じることは、そこここにチャンスが落ちている、可能性を秘めた国だということです。

さて、朝は、5時50分集合で朝から農業体験。文字通り「朝飯前」の一労働。GK Farm内のSEEDという農業についての職業トレーニング学校の生徒さんたちのお手伝いです。SEEDの1年生(17歳)の作業を手伝わせていただきました。お手伝いの内容は、畑を耕す、オクラの種を植える、豚の餌やり、唐辛子収穫の4つです。

彼らは、自力で作物を作り、販売、収支決済までを最終的に学びます。自立した農家または新たな起業する農家になれるように、一通りの経営にかかわることまでトレーニングされるのです。また、きちんと課題や取り組みのチェックが入るようで、午後になって、お手伝いをさせてくれた生徒が太田のところに来て、「ここにサインしてくれ」と紙を渡されました。きちんと課題や作業を行ったという確認のサインで、朝の農作業もきちんとした課題としてチェックが入っているのだと感心しました。また農業体験の動画は、学校の公式facebookで公開されています。
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水まき、開墾、オクラの種うえの説明中。  テラピアも育てていました。
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唐辛子畑。
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一仕事終えた若者たち。 朝食を終え、今日の予定確認。
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午前中は、英語学校の通常授業でした。昨日の確認テストでクラス分けされました。おそらく3グループの英語力が均等になるように分けたようです。今回教えてもらう内容は、ベニートさんにプレゼンするために必要な表現や、フィールドワークや実際に販売に必要とされる表現です。かなり必要に迫られている内容なので、どんどん吸収していってます。午前中4時間の授業。1コマ50分で、8:30から始まります。通常の授業は9:30からなのですが、彼らは特別に「0限」から授業をしていただいています。彼らの4時間目(11:30~12:20)は、全員が集まり、今日の振り返りをしました。
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12:20から昼食。13時から次の予定がありましたが、午後の確認の話し合いで時間がとられ、昼食時間が短くなってしまいました。

午後は、大忙しです。13時からbakeryをお借りしてクッキーの試作品づくり。中抜けして13:30からピーナッツ菓子の実演(今回は時間がなく体験できず)。14時からクッキー試作品続き。並行して、材料班が材料の調査など行いました。クッキーの試作は、28日と29日の2日間です。1日目の今日は、すでにbakeryのおじさんが、基本的なフィリピンのクッキーを作る材料を用意してくれており、説明しながら実演で1回、ピーナッツ菓子の実演後に、生徒たちが考えたトッピングを乗せて作った1回の計2回作りました。もともと、日本でレシピを考えてきていましたが、今回のクッキー試作の話を聞いたbakeryのおじさん(店長)が、事前に用意してくださったということで、1日目はそれで試作しました。
フィリピンの一般的(?)なレシピのクッキーづくりを実演していただきました。
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ピーナッツ菓子の実演。実演してくださるのは、このレシピを考えた方で販売している方(創業者)です。
この方に限らず基本的にここで実演しているフィリピンの方々は、もともとスラムに住んでいた方や、貧困層といわれる方々です。GK Farm内に移り住んで、商品を開発・販売まで進んだ成功例となる方々なのです。実際に実演しながら英語でいろいろとお話をしてくださっていました。子供が5人いて、一人は大学に通っていて先生・教育者になるために頑張っている。この方自身は、小学校くらいまでしか出ていないので、子供たちの勉強している教材をみながら一緒に勉強しつつ、この仕事も頑張っている。など、GK Farmという場所が作り出している、貧困を改善していくための「仕事(起業)・教育・発展」というような理念(キーワード)が体現されている方でした。

実際に最初は、試作品づくりに苦労され、レシピができた後は収支を気にせず(わからずと言ったほうが正確かもしれません)、売っていたようです。途中で勉強をして、きちんとお金の管理をすることによって、今ではきちんと収益が出ていると話されていました。マネジメントは、海外から来ているインターンの方々が協力してくれています、と協力してくれている方々の話をたくさんしていて、彼らに対する感謝をすごく話されていました。実演で作られたピーナッツ菓子を試食できおいしかったので、すぐさま実演スペース近くに置かれていたブースでお土産として購入しました。
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ピーナッツ菓子のブースの隣のフレッシュジュースやアイスを売っていたブースでアイスを買い、満足げなBunさん(西古さん)。大絶賛してました。
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ピーナッツ菓子実演の後は、いよいよ自分たちでクッキー試作。教えてもらった通りに生地を混ぜ合わせていきます。
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試作のところに人が足りない!と思いメンバーに聞くと、部屋で材料のリサーチしているとのこと。その様子がこちら。姿勢とはうらはらに、「カカオニブ」について細かく調べ上げていました。
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クッキー試作。トッピングに使うマンゴーをカットしています。
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第1弾、プレーンが焼きあがりました。熱くて冷まし中。
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第1弾に気が付かず、黙々とトッピングを進めるメンバー。生マンゴー、ドライマンゴーなど試しています。
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実食!
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第2弾、いよいよ焼きます。
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第2弾完成!そして試食。
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お味はいかに。。。
実際に食べていただけないのが残念ですが、、、とてもSaltyなクッキーでした。塩辛いクッキー、初めて食べました。甘さを引き立たせるためにと入れていたお塩が、かなり多い感じです。このため、何を乗せても最終的に同じ味になってしました。2日目は、自分たちのレシピで作れる予定なので、楽しみです。
試作後のミーティング。「カカオニブ」の良さ、自分たちの目指すべき商品との相性抜群、など調査チームのプレゼンや、試作品の改善点の検討など、30分ほど行われました。
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そして、リフレッシュタイム。大切な気分転換の時間です。スタートからここまで、特にリフレッシュする時間が取れなかったので、元気はつらつとした姿を見せていました。
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夕食後は、さらにミーティング。材料班・機能班・包装班など分担して準備を進めました。また、29日の午後に、今回お手伝いさせていただくベニートさんがGK Farmにいらっしゃって、中間報告を行う予定なので、さらに細密に準備をしていきます。
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1日の最後はメンバー+αのライフマッピング。今日は、英語学校で働かれている山下さんのお話を伺いました。7人全員、「質問する筋肉」がついてきて、様々な良い質問をして、自分たちの必要な情報を聞き出していました。
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自分たちのレシピの試作品がどうなるか、楽しみです。
ここにきて、チームとして1人1人が自覚を持ち、責任を持ち始めてきており、プラン・実行・シェアの流れがかなりスムーズになってきました。これも、ファシリテートしつつ、時には厳しく「指導」してくださっている谷弘さんと西古さんのお陰です。間違いなく生徒は成長しています。