今日は、いよいよベニートさんがGK Farmにやってくる日です。お昼過ぎに到着とのことで、メンバーは午前中の英語の授業の後に、「リアルベニート」さんと対面することになります。この日の夜のミーティングでベニートさんにクッキーのアイデアの中間報告をプレゼンする予定になっています。
さらに、作ったクッキーを31日のお昼に、実際に販売するということも28日の夜に決まり、それに向けての準備も急ピッチで進めていくことになっていきます。
ベニートさんとSkypeミーティングしたときは、カナダにいらっしゃいました。その後、48時間かけてフィリピンに戻ってこられ、3月29日の朝にフィリピンに降り立ち、その足でGK Farmまで来ていただきました。
こちらは夕食時。
ベニートさんの強行スケジュールをまだ知らない朝食時。今日はなぜか外の食堂での朝食。ライフマッピングの後にすぐに寝たのか寝ていないのか、数名がぼんやりしていました。
午前中の英語の授業。実際の商品を販売するまでに必要な単語(原価・利益など)や、商品の売買のやり取りの練習を通して、すぐに必要な英語を学んでいました。4時間目の振り返りでは、全員集まって、店員さんとお客さんのロールプレイングをしました。
英語の授業が終わってランチタイム。英語の授業が盛り上がり、終わる時間が少し遅かったので短めでした。この中でも、午後の予定の確認を済ませ、クッキー試作に移っていきました。
クッキー試作2日目。今日は、アイスクリームの実演販売とクッキー試作の2グループに分かれ作業を進めました。
アイスクリームの実演に向かうときにちょうど、ベニートさんが到着‼‼‼
みんなとあいさつを済ませ、試作メンバーにもあいさつをしてくださり、一緒にアイスクリームの実演の場所まで行きました。Skypeでお会いしたイメージと違い、Skypeの時より暖かいというか優しいオーラが直接感じられる、素晴らしい方でした。
アイスクリームの実演。水牛のミルクで作るアイスクリームで、水牛農家さんへの仕事が増えるように、と考えられて立ち上げられたお店です。手作りでベースのアイスクリームを作るのに1晩寝かせるため、毎日全種類がそろうわけではなく、日によって種類が異なるハンドメイドなアイスクリーム屋さんです。
フレーバーも、バナナ・ウベ・塩キャラメル・ソルティエッグカスタードなど種類も豊富です。カスタードは、独自で開発されたそうですが、以前訪れた日本人が食べたところ、「プリン」の味だ！ということで、日本人に説明するときには日本でいうプリンの味です、と説明しているようです。プリンという存在を知らずに独自開発したと聞いて驚きました。
アイスクリーム実演の途中から、お手伝いになり体験になりました。
水牛の形のクッキーを添えて完成。食べる前に試食をさせてくれるので、自分の好きなフレーバーを選べます。(後でわかったのですが、この水牛型のクッキーは、お借りしているbakeryで作っています。)
おいしいアイスクリーム実演をしているときに、こちらは必死に生地を練り、試作品づくりに没頭。もちろん、みんなの分のアイスクリームを差し入れしました。
今回は自分たちのレシピで行い、プレーン、生マンゴー乗せ、マンゴーをつぶしたマンゴーペースト入り、カカオシュガー入り、の4種類を作成しました。
2回分の生地で完成させたクッキーたち。
ベニートさんに、試作品を食べてもらいました。マンゴーペーストが好評で喜んでくれました。このミーティングの後、急きょbakeryを再度お借りして、もう1回作らせてもらいました。3回目は、マンゴーペーストとマンゴー乗せを作り、数を増やしました。
その頃の他のメンバーは、それぞれの役割を実施すべく、話し合いを進めていました。
第3弾作成。途中、パッケージ班がやってきて話し合い(？)をしながら作業を進めていました。
完成しました‼‼‼お手伝いをしてくれたbakeryの方は、メンバーが片づけを手伝うと申し出ても、
「大丈夫、僕はパン屋だ。僕が片付けるよ。」と粋な返しをして、すべて手際よく片付けてくださいました。
試作品を作り上げた後、全員が合流して、ベニートさんへのプレゼント、31日の販売に向けた具体的な進捗状況の確認をしました。
結局、リフレッシュタイムをとれませんでした。そして、夕食前に、ベニートさんがかなり疲れているので、プレゼンを明日に延ばすことを決定しました。そしてこの後、夕食の時に急激に話が動きました。
最初の写真のように、ベニートさんを囲んでのディナー。生徒は積極的にベニートさんと話をしていました。また、ベニートさんも話を盛り上げるのが上手で、生徒みんな食い入るように話をしていました。
この時にベニートさんから、「明日(30日)にこの施設に来客が多数来るから、そこでクッキーを販売してはどうか？」との提案がありました。31日に販売予定のものを、2日に分けて販売するというものです。生徒は少ない時間で考え、「かなりハードだけどやってみたい」という結論に達しました。
夕食後、身の回りのことを済ませ、集合後、31日までにやろうとしていた内容を急ピッチで進め、アンケートの作成(英訳)、看板(ポスター作製)、カユマンギーの説明、クッキーの説明、値段など様々な準備を行いました。
22時30分から予定していたライフマッピングを短縮版で行い全体としては解散しました。
解散後、看板(ポスター)づくりが始まりました。この時23時を回っていました。
明日(30日)、第1回目の販売を実施します。果たしてどうなるのでしょうか。
