JUNIOR AND SENIOR HIGH SCHOOL OF KOGAKUIN UNIVERSITY <OFFICIAL BLOG>

工学院大学附属中学校・高等学校<公式ブログ>

【中学】ミネルバ大学日本事務局 山本さん来校

 本日の中学3年生のLHRの時間に、ミネルバ大学日本事務局の山本秀樹さんにお越しいただき、「世界と繋がる学び方」というテーマで講演をしていただきました。中学3年生は、海外大学を目指そうと思ったときに、まだまだ十分に準備ができるのでということでお話をしてくださいました。

 具体的には、ミネルバ大学の目指すところや求める学生、新しいシステムを導入した教授法など、既存の(米国)大学との違いを明確にお話しいただきました。特に、入学試験に関しては、年齢・性別・国籍不問、受験料無料という、本当に世界各国からの受験が可能なもので、入学後の学費に関しても日本の私立大か少し高い程度で、各家庭に合わせた奨学金等の制度が充実しているお話をされました。特に日本は恵まれていて、いくつかの財団では学費+帰省にかかる費用まで出してくれる奨学金もあるとのことです。これだけそろっていて、日本から受験しない手はない‼と思えるお話でした。

 教育内容に関しては、複雑な問題をいかに的確に分析し、周りを巻き込んで解決・突破していけるか、という力をつけさせるということでした。実社会に出る準備をさせていくということです。具体的には、Critical Thinking、Creative Thinking、Effective Communication、Effective Interaction、などのスキルです。ミネルバ大学では、それぞれのスキルについて体系化されていて、インターネットプラットフォームを使った講義(?)(グループディスカッション)では、各回ごとにそれぞれのスキルがどの程度あるか、どの程度伸びているかなどを評価され、記録されているそうです。また、各教員側で生徒の評価の情報がシェアされているので、生徒のスキルを効果的に伸ばしていくことができるようです。

 実際に、どのようなことを学ぶのかということで1つ簡単な例題を出してくださいました。医者が患者に必ず聞く2つの質問。この発想・コンセプトを他の場面で使うと、ということで、別の場面・シチュエーションの問題で応用(?)して考えてみます。このように、1つの事柄からコンセプトを学び、他の場面で実際に使っていけるようにする”Far-Transfar”を繰り返し実施していくことで、未知の現象や未経験・未体験の事象に対しても対処していける力を身に付けていくことができるようになります。

 最後に、山本さんから本校の生徒に3つの言葉をいただきました。

「変化に対応するよりも、創る側になろう!」

「人生計画は3つ考えておこう」

「回復力の強い人間になろう」

 

 全体を通して、多くの生徒は自分たちが知っている大学とはあまりにも違いすぎて、何をどう理解してよいかわかっていない様子でしたが、そのような中にも、前のめりに聞いている生徒もいて、自分たちの進路や将来に一段と目が向いたのではないでしょうか。

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 中学3年生の講演会後、中学校教頭の高橋一也教頭と「デザイン思考」を担当している有山先生が、中学校校舎を案内しました。山本さんが驚かれていたのは、中学2年生で実施している取り組みで、「このリンゴは○○かもしれない」という作品で、全員が違う内容でかつ、「このリンゴは人間かもしれない」と書かれていて多くの文章を書いている生徒がいることでした。『この取り組み、ミネルバ大の入試問題そのものです』とお話しいただきました。

 この後、本校の教員で行っている学内研修でミネルバ大のお話をしていただき、さらに研修も最後まで見て下さり、本校教員にとって大変有意義なご意見をいただきました。本校の進めている教育活動の背中を押していただけるようなもので、引き続き教育改革を進めていこうと思える、貴重な1日でした。

山本さん、ご来校ありがとうございました。

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