JUNIOR & SENIOR HIGH SCHOOL OF KOGAKUIN UNIVERSITY <OFFICIAL BLOG>

工学院大学附属中学校・高等学校<公式ブログ>

ハイブリッドインターナショナルコース通信【9月14日】

雨の新宿。海外で生徒を引率しているような感覚を覚える1日です。インターナショナルコースにとって特別な金曜日がスタートです。

「Math」の時間。数学を英語で学ぶ意義は何であろうか。ロバート先生曰く、数学で用いられる世界共通言語「記号」を本質において数学的思考を深めていけること、と話されていました。「証明の仕方が日本と欧米で違うので日本の模試で評価されず困ることがある」「(海外留学に向けて)専門用語が獲得できる、通常の英語の授業ではサイエンスや数学の専門的な語彙は掴めないから助かる」生徒の見解は様々です。ダブルで学ぶことの教育的効果が出てくるのはこれからです。関連して中国からの留学生シュンソウ君、数学の学年共通テスト(日本語、9月実施)で学年1番(満点)。日本語、英語、中国語で思考することを求められている彼の頑張りはロバート先生の言葉を体現しているとも言えます。切磋琢磨の学習集団、多様性が生み出すダイナミズム、刺激的で本質的な教育環境になっています。

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ホームルームの時間は夢工祭について詰めのミーティング。プロモーションをどうするかが中心。彼等がデザインする空間は如何に?社会の授業と関連づけ「顧客は誰か」「事業(プロジェクト)の目的は何か」確認。オウタ君が答え、その意見にみんなが同意。情報を共有しました。トライ&エラー、生徒たちの挑戦を見守ります。

中国語2学期再開です。言語学習のその先にある実社会との接点、辿りつく前の基礎基本、頑張りましょう。中国語検定にも今後挑戦していく生徒が出てくると思われます。

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問いと対話で創造される哲学の授業。

「狼に育てられた少年は人間か?」テーマは「人間とは何か?」。そして、「ケータイは私たちを孤独にしたのであろうか?」テーマは「文明とは何か」へ展開。

具体から抽象、抽象から具体へと行き来しながら授業が展開していきました。

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「May I help you?」の気持ちで自然に行動できる生徒たち、他者への貢献を自己の喜び「my pleasure!」にする精神が備わっています。あっと言う間に教室は現状復帰。

多様性に富む学びや集団の中で、グロスマインドセットが促される教育が展開しています。