2019年11月6日、ニューヨーク国際連合本部1階メインロビーSputnik Loungeにて、Peace in the Streets Global Film Festival2019授賞式が開催され、高等学校1年生6人が出席しました。本大会は、ニューヨークでPeace Maker Corpsにより20年間続く映像祭であり、iHeart Media, Adobe、Tube filter, STREAMY AWARDSなどが協賛しています。
高等学校1年生インターナショナルコース在籍の中国と日本出身の生徒による本作品は、日中関係を通して平和について考えた内容を評価されました。映像中で生徒たちは互いの考えを率直に表現する議論と、友情に溢れた日常を表現しました。そこで、平和は一人ひとりの心から来るのであると伝えました。国同士は関係が常に危惧される状況にありますが、個人間での繋がりを拡大し、平和の使徒になろうとする生徒の思いが伝わったのです。メディアによる取材やスピーチで意見を述べた際は、会場から大きな拍手がありました。
本大会では、平和をテーマに映像を作成した若者が、世界各国から一堂に集まり、思いを共有することができました。受賞作品の多くには、不安な気持ち、心配な気持ちになることは誰にでもあり、その思いを共有し、問題解決に向けて協働しようとの思いが込められていました。メキシコ、インド、アメリカ、ブラジル、スペイン、ルーマニアなど各国において文化や考えが違えども、平和のために相互理解しようとする思いは同じでした。
生徒の作品、Where Does Peace Come Fromは、映像祭で具現化されています。Peace Comes from YOUを等身大で訴え、世界中の映像制作者と通じることができました。澄み渡る空同様に、思いをはっきりと主張し、理解し合う若者たちは、清々しいばかりでした。出席した生徒たちは、映像制作者たちとの交流から世界との繋がりを感じ、平和に貢献する思いが強まったことと思います。平和について意志を伝え繋げるために、行動を起こす人材のさらなる成長と活躍に期待します。
