今日も新宿は特別な1日になりました。ラウンドスクエア、スチュアート氏とともに展開した1、2年生合同授業とMoGトレーニングの様子を中心に報告します。
新宿校舎1時間目は、1、2年生合同でラウンドスクエアよりスチュアート氏を招き、インドにおける世界大会参加生徒の報告会の時間となりました。世界中に友人ができたこと、違いを認め尊重し合う関係を創ることの大切さをアンドリュー君、サオリさんは伝えてくれました。スチュアート氏も彼等の健闘を称えつつ、事業の意義について熱く語って下さいました。「是非次年度参加して下さい」という同氏のメッセージに、目を輝かせる生徒もいました。
(上掲載画像、ショウタロウ君撮影)
中盤は新宿校舎見学会で訪問された方々(受験生や保護者の皆さん)を生徒のもとに案内しました。1年生は中国語、2年生は哲学の授業です。見学後のアンケートは、「高度な学習内容やそれに臨む生徒の様子に感心した」という内容のコメントを多く頂きました。静かに持続的にここでの教育が浸透してきています。
午後は2年生のMoGトレーニングを中心に報告致します。本日はトレーナーとして、菅谷氏と山本氏がvery 50から参加しています。
トレーニングでは2チームとも持ち味を活かした中間発表をしています。レインドロップ班は実践的に、ルッカ班は理詰めで、課題にアプローチしています。菅谷氏からは両班へのアドバイスとして「残念なことなのかもしれないけど、商品が売れるかどうかは、最終的には商品の“差別化”なんです」という実社会の現実をアドバイスされていました。言い換えるならば、商品の強みを先鋭化し、相対的に評価しながら、意識的、意図的、計画的に臨む必要があるということになります。不確実な人間社会での実践です。当然ながらパートナーや現地の現実に対応する柔軟性が求められます。社会人と変わらぬ実力が求められるプロジェクトということになります。
レインドロップ班ではマサミさんが試作品を創ってきました。周囲を驚かせる行動力ですね。生徒1人1人が自己の強みに自覚的になって、未来を切り拓く人材になっていくことが期待できます!
2時間のトレーニングはあっという間に過ぎました。熱気のあるスタジオのように、教室は熱い空間となっていました。ビジネスマナーを大切に、カンボジアの起業家とのコミュニケーションがまもなく始まります。
夕陽差し込む教室に生徒たちの熱気を余韻に残しながら、夕暮れせまる新宿の街を後にしました。
(Osaka)