本日訪中団は、北京外国語大学を訪問し、日本語学部の学生と交流しました。ケンブリッジ英検の当日とあって、キャンパスは受験生でいっぱいでした。日本語学部の生徒とは、自己紹介、学校生活、勉強、友達など多くを語り合う中で、勉学に励むロールモデルに出会えたことと思います。学生からは、目標を定め、真摯に努力するよう助言を頂戴しました。
図書館では、夏目漱石、芥川龍之介、宮沢賢治など文学について語り、日本文学への深い理解と文化に対する尊敬の念を感じました。昼はそれぞれバディーと食事に出かけ、知り得る言語を駆使して交流を深めました。文化の尊重と教養に基づく知的好奇心が交流の根源であることを強く感じました。
最後の訪問地は、世界遺産の万里の長城です。悠久の時と歴史を共有した仲間たちとの時間も終わりに近づいています。貴重な機会をお与えくださった中国大使館、孔子学院に感謝いたします。言語の重要性、学ぶことの意味について考察し、さらには現地訪問により民族の行動様式や価値観を理解することができました。参加生徒たちが、日中友好及び世界各国との友好と親善に貢献する人材となりますことを期待しております。