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工学院大学附属中学校・高等学校<公式ブログ>

【GP2019 タイ】12月14日レポート DAY4

今日と明日は、このGPタイにおける最大の取り組みである「子どもの村学園での交流」です。

朝8:00にホテルを出発し、いざカンチャナブリー県へ。
カンチャナブリー県は、ミャンマーとの国境に面しており、山と渓谷に囲まれた豊かな自然に溢れ、数々の遺跡とともに先史時代からクメール帝国時代の歴史を知る地域です。第二次世界大戦を描いた映画『戦場に架ける橋』でも有名であり、戦争の悲惨さを今に伝えている場所でもあります。

4時間ほどバスに揺られ、12:00過ぎに到着。
子どもの村学園は、東京ドーム6コ分の広大な敷地内(ほとんどが森です)に計100人以上(小学生ぐらいから高校生ぐらいまでの子どもたちと、先生方をはじめ様々な従業員の皆さん)が家族のように暮らす、日本で言うところの児童養護施設に学校や職業訓練施設や農場などがプラスされた村(コミュニティ)です。設立時に日本が深く関わったことから、日本人との交流が盛んなようです。

到着すると、まずは入村式です。
子どもの村学園の先生方からご挨拶と村の説明を賜りました。
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その後、昼食と村の散策。
広大な敷地内には大きな川も流れており、ダイナミックな自然の中で子どもたちは逞しく元気いっぱいに育っています。

14:00ぐらいからは、各班に分かれ、村の子どもたちとの交流を兼ねた職業体験です。
ノート作りやお菓子作り、農作業や木工作業などなど、思わぬ才能を発揮する生徒もいて、皆、笑顔が絶えませんでした。 

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16:00過ぎにそれぞれの職業体験は終わり、1時間ほど自由時間です。

生徒たちは皆、村の子どもたちと打ち解け、仲良く遊んでいました。
また、インタビューチームは同年代の子どもたちと将来の夢や今楽しいことを聞きながら核心に迫った話をしていました。

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17:00から早めの夕食です。
ここでも村の子どもたちと交流しながら会話もはずみ、楽しく食事をしていました。

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18:00過ぎから、いよいよ交流会のスタートです。
みんなで一緒にゲームをしたり、互いに用意してきたダンスを披露したりしました。
村の皆さんはタイで流行中のダンスや古典舞踊を、工学院の生徒たちはタイでも流行したAKB48(タイではBNK48)の『恋するフォーチュンクッキー』と『ロックソーラン節』をそれぞれ披露する中、タイの子どもたちも工学院の生徒たちも一緒になって入り乱れて踊りまくり、大いに盛り上がりました。

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交流会が終わる頃には村の子どもたちとすっかり親交が深まり、今日の別れを惜しんでいました。
20:00過ぎに、子どもの村学園に宿泊する生徒とホテル宿泊の生徒に分かれ、一日が終わりました。
それぞれに今日の出会いと繋がりを胸に、明日を楽しみにしながら深い眠りにつくことでしょう。
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生徒たちには、このタイに来てとにかく「百聞は一見に如かず」の日々の中、色々なもの・ことを見て、感じて、知って、体験的に学ぶことで、日本に帰ってから「この世界の中で、自分には一体何ができるのだろうか?」を深く思考し、判断し、行動につなげていってほしいと思います。