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工学院大学附属中学校・高等学校<公式ブログ>

【GP2019 タイ】12月16日レポート DAY6 & 7

最終日の今日は、タイの歴史と文化を学ぶ日です。
8:00過ぎにホテルを出発。
午前中はココナツ・ファームを訪れ、水上マーケットをエンジンボートで巡ったあと、バンコク市内のレストランで昼食。

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午後は王宮やエメラルド寺院、ワット・ポーを訪れ、最後にMBKショッピングセンターで買い物&夕食、というスケジュールでした。

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21:00過ぎにスワンナプーム空港でチェックイン、23:00過ぎの便で羽田空港へ。
朝7:00過ぎに無事、日本に到着しました。
とても濃密で、何もかもが新鮮に体感できた6泊7日の旅でした。


ここからは、生徒たちのリフレクションをもとに、生徒一人ひとりが実際に見て触れて感じたままに思ったことを載せていきます。(原文のままです。)

 

【感じたこと思ったこと①】

言葉が通じなくてもだいたいのコミュニケーションはジェスチャーで通わせることができるとあらためてわかった。島国の日本と違ってタイは隣に国があるので、紛争などが起こっていて危険な場面があるのかなとビクビクしながらGPを迎えたが、とても平和な国ですごくたのしかった。

 

【感じたこと思ったこと②】

僕の勝手な想像では、半袖半ズボン 泥まみれの容姿で、家には屋根もなく気温調節もできず、全員が近づいたら逃げていくような子供達しかいないような所でした。でもその想像の真反対でした。特に一番驚いたのは最後の一つです。僕が子供の横のイスに指をさすと、首を縦に振って座らせてくれました。その子は手持っていたオモチャの説明をしてくれました。そのうちに回りの子供達が集まってきてすぐに馴染むことができました。その後も自分から子供に接することが気軽にできました。

 

【感じたこと思ったこと③】

グローバルプロジェクトを経験して多くの社会問題を実際に体験することで身近に感じることができた。タイだけに限らず発展途上国と呼ばれる国の人達には多くの格差が生じていることや、日本においても例外ではないことも知った。しかし、それに対して活動している多くの団体があることを知ることもできた。

 

【GPの経験をどのように今後活かしていきたいか①】

日本に留まっていてなかなか海外に行くことができない人たちが海外の国に対して偏見を持っていたら、その人たちにそれはただの誤解であるということを今回の経験を根拠にして教えてあげる。

 

【GPの経験をどのように今後活かしていきたいか②】

僕が一番学んだことは多分、貧困に関するものではありませんでした。言葉を越えたコミュニケーションというものをここまで深く行ったのは人生で初めてでした。基本一部のクラスメイトしか話さない僕ですが、同じ日本人ですし 会話くらいならできるのではないかという自信に繋がりました。貧困の問題を軽くするために、今後寄付などを積極的に行うつもりではいます。でもそれ以上に、人との関係や、外国人との接し方などをこれから見直すことが今回の経験をした上でしようと思ったことです。

 

【GPの経験をどのように今後活かしていきたいか③】

タイから帰国した後に他の場所に行っていた人達からその土地の社会問題や自然問題を聞き、世界で起きている多くの問題を考えつつ、自分達が経験してきたことを他の人にも発信していけたらと考えています。

 


この旅は生徒一人ひとりにとって、きっと「自分に何ができるのかを探す旅」ではなく「『皆、誰もが同じ人間である』ことを実感し、今は何もできない無力な自分を知り……だけど、いつか何かできる自分になることを誓う旅」だったのだろうと思います。
最後になりましたが、このGPタイを全面的に支えてくださったスタッフの方々、現地ガイドさん、そして保護者をはじめ全ての方々に、心より深く感謝申し上げます。色々と本当にどうもありがとうございました。