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工学院大学附属中学校・高等学校<公式ブログ>

模擬国連JMMUN2021 Best Delegate Award受賞

2021年3月27日、28日に開催された「ジャパンメトロポリタン模擬国連会議2021」において、中学校3年生の本島紗羅さんと木村アミリア実央奈さんが、Best Delegate Awardを受賞しました。本大会は、「〜転換〜人間社会を再構築する」をテーマに、洗足学園中学高等学校の洗足模擬国連同好会の運営により、オンラインで開催されました。二人は、「COVID-19による家庭内暴力の解決」を議題に経済・財務相理事会においてタイ大使として参加し、積極的な発言と独創的な案で会議を牽引しました。

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受賞生徒の感想です。

初めて受賞することができて嬉しかったです!今回はズームだったことと、三回目の参加で緊張はあまりせず、積極的にmotionをしたことが認められたのだと思います。タイミングが来たらすぐにmoderated caucusなどの話し合いの合図を出したので、私達がdebateをどんどん進めたのだと思います。blocも、最初のオープニングスピーチで自分と似たようなアイディアを出してる人と組み、早めにグループを作ってresolution paperを書きました。このエッセーを私たちがメインで書くのは初めてで、他の国の人と役割分担をし、完成することができました。今回はなるべくチャンスが来た時はすぐに話そうと意識しました。resolution paperの編集と他の国をまとめることが少し大変でしたが、最後に時間通りに提出することができてよかったです。次はintermediateなどにも挑戦してみたいです!(木村アミリア実央奈)

 

今回初めてBest Delegateを受賞しました!私は今回積極的にmotionを作ったり、解決策を話しました。SpeechやModerated Caucusのとき、以前は自分の国の立場のことしか話していませんでした。しかし、今回は解決策のことを主に話したので、賛成してくれた国とたくさん出会えて、blocを作り、そのblocのリーダーになることができました。 過去に参加した国連ではblocに入ったとき、自分の意見を言う機会があまりなく、Resolution Paperにはなにを書くのか分からず、他の国の人たちに任せっぱなしでした。 今回は自分がblocのリーダーになることで、他の国にも意見を聞き、Resloution Paperを書くときも役割分担をし、他の国の参加者たちにも話す機会をあげることができたと思います。積極的な働きかけが受賞につながったのだと思います。(本島紗羅)

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今回の大会には、「男女の賃金格差の削減」を議題に、国際連合人権高等弁務官事務所においてデンマーク大使として参加した生徒、「COVID-19による家庭内暴力の解決」を議題に、経済・財務相理事会においてイスラエルの大使として参加した生徒もいます。生徒たちの感想をご紹介します。

 

前回より積極的に参加できたり、resolution paperのmain submitterになれたり、とても良い経験でした。私達が書いたPosition paperのconclusionです!

We think that our country can do better and raise more awareness about the gender pay gap, which has been declining lately. Our country believes improving child care leave and ceasing the norms of gender roles will be the most effective for eliminating the gender pay gap. Therefore, various countries should cooperate and create new policies for maternity leave, and help the gender pay gap shrink. We ask for your cooperation.

次回の模擬国連も楽しみです。(デンマーク大使として参加、中3女子)

 

前回参加した時よりたくさん発言できたので、よかったです。スピーチだけでなく、Motionも積極的に取り組みました。Resolution Paperを自分達で書きたかったのですが、会議中に他の参加者に声をかけていなかったので、人が集まらなかったです。今回の経験と悔しさを今後参加するMUNに活かしたいです。(デンマーク大使として参加、中3女子)

 

最初は結構緊張してしまっていましたが、ミーティングが進んでいくにつれて、段々楽しくなってきました。ある1つのテーマ(問題)に対して、様々な現状や解決策についての意見を聞いた時、「その方法もあるのか!」「この国ではこういう問題を抱えているのか」など、色々と勉強になったこともあれば、発見や驚きもありました。このように1つの特定のテーマに対して深く考える機会というのは、多くは無かったので、とても良い経験になりました。社会についての関心度も増してきました!

正直、他の国の人達の発言力や発想力に驚きました。アミリアさんと紗羅さんは、みんなをフォローしたり、積極的に会話を行っていくなど、本当にたくさんの場面で引っ張ってくれました。僕自身も色々な場面で助けてくれました。来年も模擬国連が開催されたら参加し、今回学んだ事を活かして、みんなを引っ張っていけるような存在になりたいです! そのためにも模擬国連だけに限らず、色々イベントに参加して会話力や発信力、思考力などを極めていきたいと思います。模擬国連に参加してとても良い経験となりました!(イスラエル大使として参加、高1男子)f:id:kgi-nakagawa:20210328163650p:plain

生徒たちは、議題に関する調査、国の立場を示すポジションぺーパーの作成、スピーチの作成など準備を重ね、2日間の会議に臨みました。初日終了後は、自らを省察し、その反省を翌日の原動力としました。普段より国際的な交流の場に積極的に参加し、意見交換してきた経験を存分に生かすことができたことと思います。最後になりましたが、一緒に国際問題を議論した参加者の皆様に感謝いたします。ありがとうございました。