高校ハイブリッドインターナショナルコースの1年3組では、デザイン思考の授業で「ファブラボ鎌倉」から講師の先生をお招きし、3Dプリンタを使う特別授業がスタートしました。
10月14日は、fusion360と言うソフトを使ってモデリングを行いました。
最終的な目的は、3Dプリンターを使って、誰かの役に立つものを作ると言うことです。
まずは、新しいデザインを発想する視点やアイディアだしのポイントを話した後に、早速使ってみました。基本的操作として、コップのモデリングを行いましたが、最後までなんとか行けたのは半分くらい。次週はもう少し丁寧に、モデリングを行います。
最終的には3人一組になってアイデア出しをし、作品にする予定ですが、どこまで行けるか。試行錯誤です。
10月28日は、「誰かのためのモノをデザインする」という目標に向けて、まずはデザインする対象の人をイメージするため、ペルソナシートを作成しました。
このシートでは、年齢や性別、職業や家族構成趣味などを自由に構成していきます。
終わった生徒から、その人物が好きそうなモノを集めてコラージュするという作業を行いました。この作業を行うことで、対象がどのような物を必要としているか、絞り込むことが可能になります。
11月4日は、fusion360の復習から行いました。カップのモデリングを題材に、基本操作を覚える形です。
3人一組で。図書館にあるmacのパソコンを使って行っています。それぞれ試行錯誤しながら、カップをモデリングしていました。後半に前回のコラージュの続きの説明を行いました。今後は、「誰かのための何か」をそれぞれ考えながら実際に作る作業に移っていきます。
11日は、fusion360の基本操作の復習をして、それぞれ「誰かのためのデザイン」を思い描きながら、自由にモデリングを行いました。
グループでいろいろな形をデザインし、試行錯誤しながら楽しそうに取り組んでいました。
あっという間に操作方法に慣れてしまうのはすごいなぁと感じました。各グループのモデリングは、かなり個性的です。
実際の制作に向けて、今後はペルソナシートやコラージュの完成、実際に何を作るかのアイディア、制作を経て、最終的にはその過程をプレゼンしてもらう予定です。