第3回環太平洋国際模擬国連大会が閉会しました。中高生のための国際的な模擬国連大会に参加した4人の生徒について報告します。
参加生徒は討議と非公開討議を繰り返しました。他国の大使と協力し、案を作成し、動議を申し出ました。
案に対する質疑応答です。
採択前の非公開討議です。修正案を作成しています。
議案が通りました。会議終了です。
各国からの学生と触れ合い、生徒は非日常の場において広い世界を感じました。真剣に国際問題を同年代の各国の仲間たちと議論する機会は非常に貴重です。確固とした知識を基盤とした議論、証拠の上に論理的に成立する議案、的確な質問と回答による討議から、知識、交渉術、言語力の重要性を強く感じました。
生徒たちはこのアカデミックな雰囲気を楽しむことができるまでに成長しました。同時に自分の力無さを感じる場面もありました。もっと勉強していたら、準備していたらできたのに、と後悔する気持ちが、次への原動力になることでしょう。前回の出場で悔しい思いを感じた生徒は、今回、前回以上に積極的に関わり、議決に貢献できました。
大会終了直後の感想は、『楽しかった』でした。非日常体験、知的グローバル体験を通して知的好奇心と関心が高まり、自らがさらに学ばねばならないことを強く感じたようです。ひと大会ごとに生徒は成長しています。次回、さらに期待できそうです。