本日1時間目、中学3年生は、工学院大学宇宙物理学研究室 小麥先生をお招きし、宇宙に関する特別授業をしていただきました。夏にアメリカのスペースキャンプに参加する生徒はもちろんのこと、理数コース、特進コースの生徒も興味津々です。
宇宙の始まりからお話を伺い、ビックバンのシュミレーション、ブラックホールについて、わかりやすく教えていただきました。私たち人間の目には見えない世界が存在すること、存在すること自体が証明されていること、そして私たち自身が宇宙の一部であることを知りました。
世界規模で最新技術を駆使してブラックホールの影を観測している事業をお話しいただきました。SFではなく、理論を実証している現実を知りました。
最後の質問コーナーでは、先生の明るい口調で様々な楽しいお答えを頂戴しました。天文学とは、人類は古代から親しんだ4つの学問、天文学、哲学、医学、音楽の一つです。暇があれば空を見るといった、その知的好奇心から発展した学問であり、歴史の中で権力者が民を統制するために使ったこともある、といった歴史的背景からもお話しいただきました。
宇宙は全人類が共に探求していく壮大なテーマです。中学3年生は本日も、世界に貢献するために自分ができることについて考えています。