新年明けましておめでとうございます。
日本において約10人に1人が住む大都市東京。東京都の政治と行政の中心都市新宿での学びが再開しました。
本日ジェームズ先生の哲学は都合により休講となり、5、6時限目は東京都庁見学となりました。東京都の政治と行政の中心に、2019年のありようがどの様に映し出されているのか、生徒たちの感性や視点はどこに向けられるのかも生徒の撮影した画像でリポートします。
2019年東京に向けられた生徒の眼差しを象徴する1枚から(都庁展望台より、撮影者ショウタロウ君)
それでは本日の報告を始めます。
ロバート先生のMath。
現代社会(日本語版)…、テーマは「政治と行政について考える」です。八王子市、東京都、日本と身近なところから全体へ、税の配分、その根拠となるヴィジョンを確認していきました。市長シミュレーションとして八王子市の税の配分をグループで考えてプレゼンする中では、教育費にウエイトを置くグループ、商工費に予算を多く配分するグループ、総務費がかかりそうと考えるグループが見られました。どの様な街づくりをするかで配分が変わってきます(価値観や哲学で)。実際の八王子市の30年度予算案では50%以上を「民生費」に配分している事を知り、実社会との距離感を感じた生徒もいたと思われます。後半、日本に住む人の「10人に1人」が住む東京都が打ち出す「3つのシティ構想」と福祉と教育にウエイトを置く東京都の財政に触れ、午後の都庁見学につなげました。
ウー先生の中国語。
新宿フィールドワーク…、東京都庁へ。
生徒たちが撮影した写真を一部紹介します。写真からは、いよいよ東京オリンピック・パラリンピックが近づいて来たこと、そして、首都東京の規模を実感できたことが伺えます。
私の写真も載せます。
8ヶ国語で東京のガイドマップが無料で配布されていました。他にも東京各所、地方の都市のパンフレット、バリアフリーガイド等々、紹介できないほどの情報センターに都庁はなっています。以下の資料はすべて無料でほんの一部です。
生徒たちは首都東京、政治と行政のセンター都庁で東京都の取り組みの一端を肌で体験しました。東京オリンピック・パラリンピックへのムードの高まりやダイバーシティ(3つの都市構想の一つ)への取り組みを垣間見る事が出来たと思います。街づくりのビジョン、そして、政治と行政、公共政策はどうあるべきか、今後に繋げていきます。
図らずも生じた時間をのびのびと仲間たちと過ごしながら、新宿ならではの学びの時間を生徒たちは過ごしました。臨機応変に、且つ有意義に過ごせる生徒たちを頼もしく思いつつ大都会に並び立つ高層ビル群を後にしました。