今年度最初のプログラミン講座には、新入生がたくさん来てくれました。
2日間共通して行ったことは、ファブスペースにある機材の紹介と、使い方のルールと、何ができるかについての説明です。限られたスペースと機材ではありますが、有効活用して欲しいと思います。
1日目は、あまり時間がなかったこともあり、それぞれがやりたいことを考えたり、継続して参加している生徒は、自分の作業も続きを行ったりしました。
初めて参加する生徒は、それを興味深そうに見ています。
左は、自分のおもちゃの拡張パーツを作っているところ、左は鉄道模型のジオラマを作成しているところです。
もしかしたら夢工祭では、その完成品をご紹介できるかもしれません。
それぞれ思い思いに、興味のあることに挑戦できることが、この空間の良いところだと思っています。
2日目は、時間を決めて初心者向けのモデリング講座を行いました。まだやりたいことは決まっていないけれども、3Dモデリングの技術を学ぶことで、自分のアイデアを素早く形にして、他の人と共有したりできます。
モデリングはしたのはサイコロです。みんなで同じモデリングをしていたはずなのですが、作っているうちに、「重心を変えたらイカサマのサイコロができるのではないか」(!)とか、「中を空洞にしたらどうなるだろうか」など、様々な意見が飛び出し、生徒たちの豊かな発想力にびっくりさせられました。
早速、できあがったデータを印刷してみました。
たとえばこのサイコロの印刷には、45分程度かかります。
「待っている間に、本でも読んでいようっと。」
のつぶやきを聞きながら、なるほど学校図書館の中にファブスペースがあるのは、調べる以外にもこんな機能があるのだなと思いました。
初めてのプリント完成!しっかりサイコロになっていました。
一方では、サイコロを印刷せずに、そのデータをUnityにインポートし、ゲームのオブジェクトとして使用していた生徒もいました。
これからもファブスペースを有効活用し、いろいろなものを作って欲しいと思います。