「大川ジビエ料理を使って町おこしに挑む!」
鳥取大山に到着してから5日経ちました。
これまで大山町の観光や大山登山を通じて、自分たちがターゲットにしている20-30代の女性がどのような目的で大山の麓に来ているのか分析しました。
また、自分たちが売り込むイノシシの肉が食卓に並ぶプロセスを知るために、実際にイノシシの解体現場に行ったりもしました。イノシシが罠から運ばれ、工房で皮剥から精肉までの一連のプロセスを目にし、その後イノシシの肉でBBQを楽しみ(?)ました。
昨日はターゲットの分析や自分たちで実際に食べて分かった食感など、すべての要素をフル活用してジビエ料理の試作に取りかかりました。最初は3,4品の提供を考えていたのでしたが、作る時間やお客様に出すクォリティを考慮して結局は2品に落ち着きました。しかし、それでもメインのキーマカレーの試作を何度も何度もおこない、夜中まで格闘しました。
これぞMOGという感じの発表前夜でした。泣き出すリーダー、タスクが多すぎてどうしていいのか分からない仲間達。逃げ場がある学園祭の出し物とは異なり、本物のカフェを貸し切ってのビジネス実践。このリアルなプレッシャーが生徒達をたくましく成長させます。
そして今日は本番のジビエカフェの開催日。あいにくの空模様で直接チラシを配ることは難しかったのですが、SNSを駆使した空中戦に比重を置き目標の30食を越えることが出来ました。東京から来た学生が町おこしに挑むということで、新聞社3社とテレビ放送2局が取材に来てくださりました。当日の様子はこちらのリンクから見ることが出来ます。
https://www.fnn.jp/stations/TSK
https://www.bss.jp/news/?id=26322
いよいよ明日が最終発表日。大山町の町長や鳥取大学の教授が生徒達の発表提案を聞きに来てくださる予定です。生徒達は今宵も眠れない夜を過ごします。