本格始動開始。MoG2日目。今日の1枚(2枚)は起業家を前に「Firstプレゼン」を終えた両チームと起業家のスロワーズさん、ティーダさんとのショットから。現地起業家パートナーの思いを確認しさらなるプロトタイプリファインが始まります。
Rokhakチーム、スロワーズさんとともに。私はカンボジアの女性のために生きたいという思いを伝えられました。人生の問いです!
Raindropチーム、ティーダさんとともに。生徒一人ひとりのプレゼンにティーダさんは涙を見せていました。
それでは本日の報告です。
午前中、Raindropチームは視察とミーティングを兼ねて外で実施。Rokhakチームは朝の内省で「LIFE MAP」のプレゼン(個人目標の意識化とチーム内の相互理解を深めていくために)についての説明と記入、その後の時間を午後のプレゼンに備える時間にあてていました。
両チームに共通しているのは、very50の熱いトレーナー4人のもと、主体的にチームが動いている所です。さあ、起業家の2人の前での「Firstプレゼン」はどうなるのでしょうか。両チームとも日本から準備してきたプレゼンをプロトタイプリファインする時間が本日の午前中の活動となりました。午前中の様子を画像とともに紹介します。
Raindropチームの様子。「途上国は初めてです」(ショウタロウ君)、眩しい日差し、そして、埃舞う道を「N's BASE」(両起業家が出店しているお店)目指してチームは進みます。熱くなっていくシェムリアップの街、現地の忙しい朝の中を歩みます。到着後、おしゃれなカフェでプレゼン準備をしました。
Rokhakチームの様子。ミーティングではリーダーのリンさんを中心に主体的、協働的な様子がうかがえました。各担当でプレゼンを最後統合させていきます。それぞれ思い思いの場所(集中できる場所)を見つけてプレゼンに向け、準備していました。「主体性・多様性・協働性」を実践しています。
昼食風景。本日Rokhakチームに帯同。パワーランチですね。
昼食後、プレゼンに向けて調整&リハーサル風景。
「N’s BASE 」周辺及びRaindropとRokhakの素敵な商品を紹介してみます。
大通りから一本入った小道にお店は立地しています。観光地で競合店は乱立している印象を受けます。両社とも商品は丁寧でとても素敵です。商品に気に入りながらも「ちょっと高いかな」とアンナさん。新たなアイディアを提案するのも容易ではありません。
この小道に集客できるのか。生徒たちは知恵を絞ります。
午後「Firstプレゼン」の様子。
Raindropチーム(撮影:オオスミ氏)
感動的なプレゼンになったようです。
Rokhakチーム。スロワーズさんを前にみんな堂々と流暢な英語でプレゼンテーションしてます。音声がないのが残念と思うほど、自然に高度な語彙でコミュニケーションしています。この子たちはすごいな、と思いました。時々相槌を打ちながら真剣にスロワーズさんはプレゼンを聴いて下さいました。みんなのアイディアに感心しながらも、最後にスロワーズさんは大切な思いを伝えてくれました。「私だけここで強力になっていくことは望んでいないの。私の活動がカンボジアの女性たちに刺激を与えて自立してくれる女性たちが増えることを願っているし、大切にしていきたい」ということです。どうやってお店の知名度を上げ利益を安定的に上げていくかを中心に考えてきた生徒に新たなテーマが目の前で突き付けられたことになります。真剣に生徒は聴いていました。そしてスロワーズさんの思いに「よくわかる」と素直にうなづいています。社会課題解決とビジネスの成立、起業家精神にどこまで寄り添い再構築していくか、生徒たちの思考は一層深まっていきます。生き方が問われているのだと思います。
改めて「Firstプレゼン」後の集合写真を掲載します。プレゼン後、ほっとしたのも束の間、生徒たちはエンジンがかかったように改善を繰り返していました。
夜、パワーディナーを、Raindropチームに帯同しました。普段笑わない生徒がにこやかに笑っている…、協働作業が人に力や癒しを与えると喜びとともに改めて思います。まだ、2日目、英気を養い明日へ備えましょう。体調不良で休養していたサオリさんもユクリさんも本日午後から元気に合流、シュンソウ君とのやり取りがチームに笑顔をもたらします。多様で、豊かなチームになっていると思います。
1日の内容が濃すぎるため、ブログも長くなってしまいます。最後に今後の大まかな今後の日程を掲載します。生徒のコンディションを配慮し、日程を調整しています。いずれにしても行間には多くの生徒の挑戦が埋まっていくことでしょう。
本日 13:30~Firstプレゼン
14日 午前中、スラム街訪問(生徒は何を感じるのでしょう…)。
18日 16:00~Lastプレゼン(真剣勝負の場です)。
同日 18:00~BBQ(祝祭の時間です)。
19日 午前:アンコールワット見学
(全てを成し遂げ、晴れ晴れとした気持ちで世界遺産へ)。
午後:シェリムアップ中心街で散策(名残を惜しみつつ自由な時間)。
日本でのルーティンからか、早朝目が覚め、ホテルの前に出ると…現地時間6時45分…カンボジアの朝は既に始まっていました。ホテル前の凸凹道に通勤通学の人並みが見られます。交通手段のメインは日本製中古バイク、たくましく生きるカンボジアの人々の日常を垣間見ることができます。先進国、途上国、GDPでは分からない、そこに生きる人々のあり様を身体全体で生徒は受け止めながら、カンボジアMoG本番は前進していきます。日中の日差しも朝夜は少し肌寒く感じるシェムリアップから2019年カンボジアMoG2日目の報告を終えます。