JUNIOR & SENIOR HIGH SCHOOL OF KOGAKUIN UNIVERSITY <OFFICIAL BLOG>

工学院大学附属中学校・高等学校<公式ブログ>

「ビジネスプラン・グランプリ東京大会」堂々3位 1年サイエンスコース磯本君!

2020年1月25日(金)東京丸の内「START HUB TOKYO 」にて、日本政策金融公庫主催「高校生ビジネスプラン・グランプリin TOKYO」に、サイエンスコース1年2組磯本惣太郎君が出場しました。エントリー総数3808組、全国でトップ100に入った東京の学校の生徒、11組が出場しました。結果は出場校中、堂々3位の得票(来場者の票…利害関係者の参列が多い学校が有利な状況でした)を集めました。その中でこの得票は彼のプレゼンが会場でどれだけのインパクトを与えたかを物語ります。日本大学商学部教授鈴木正明先生の講評では、最新のテクノロジーを用いてカタチにした、実現性の高いビジネスプランで大変素晴らしい、と高い評価を頂いています。「羅針腕」(RASINWAN)そのもの、また、CMを用いてのプレゼンテーションも立派でした。工学院、モノづくりの強みを本校を代表して存分に表現してくれました。心からの拍手を贈ります。 f:id:kgi-osaka:20200125161700j:plainf:id:kgi-osaka:20200125162136j:plainf:id:kgi-osaka:20200125163229j:plainf:id:kgi-osaka:20200125163658j:plain

磯本君が製作した商品名「羅針腕」の背景について説明します。図書館のFab(モノ作りステーション:仮称)を中心に製作しています。ICチップは秋葉原で調達し、本校の3Dプリンターでキッドを製作しました。プログラミングの知識を活かして、「自分の向かっている方向が正しいかを振動とLEDで可視化する装置」を創りました。地図アプリで、向かっている方向が正しいかどうかに迷うことがないように、というのがそもそものねらいです。説明では、視聴覚障害を持つ人、道をよく知らない外国人の人にも活用してもらいたいという、ユニバーサルデザインの発想から製作しています。トウモロコシを原料とする素材(土に戻る&低コスト&強強度…会場では僕が乗っても大丈夫と実演…会場の人々に笑顔をもたらしました)で各パーツを製作しています。また、手触りで方向が分かるように加工も施していました。親御さんの仕事の関係で、視聴覚障害を持つ方々のいる場に訪問することも製作の動機となったそうです。現代社会の授業「ビジネスプラン・グランプリへの挑戦」の中で、テクノロジーマーケティング理論とを見事にアレンジ、そして、表現した活動になりました。 

f:id:kgi-osaka:20200205091504j:plain

f:id:kgi-osaka:20200205091511j:plain

f:id:kgi-osaka:20200205091517j:plain

f:id:kgi-osaka:20200125162517j:plainf:id:kgi-osaka:20200125162541j:plainf:id:kgi-osaka:20200125162640j:plainf:id:kgi-osaka:20200125162711j:plainf:id:kgi-osaka:20200125162741j:plainf:id:kgi-osaka:20200125162809j:plainf:id:kgi-osaka:20200125162839j:plainf:id:kgi-osaka:20200125163338j:plain

テクノロジーの今、そして未来と真正面に向き合い、社会課題解決に挑戦するイノベーターを輩出する学校…モデルになる生徒がまた現れました。様々な社会課題を解決するために活動する生徒の姿が当たり前に見られる学校、そんな日が遠くないことを予感します。

磯本君、素晴らしい挑戦をありがとう。工学院に、そして、未来社会に向けて勇気と希望をありがとう!これからのさらなる活躍を応援します!

f:id:kgi-osaka:20200205091446j:plain

f:id:kgi-osaka:20200205091453j:plain

f:id:kgi-osaka:20200205091459j:plain

f:id:kgi-osaka:20200125163504j:plain