昨年度より準備をしているGP(グローバルプロジェクト)。各方面(アメリカ・タイ・カンボジア・沖縄)で決まっているSDGsを基にアクションをかけます。今年の12月に出発予定で各方面のリーダーたちが事前学習などの企画をして進めています。
本来であれば始業式の日に今年度のキックオフ会議を行う予定でしたが、新型コロナウイルスの関係で休校になってしまい、会議の予定も未定でした。
そんな中、リーダーたちは考えて、オンライン会議を企画。先日会議が行われました。
事前にプロジェクトのリーダーが各方面のリーダーたちに「議題にあげるもの」などをFormsにてアンケートを取り、まとめた段階で会議がスタートしました。
まずは各国の状況から。
「沖縄の現在の感染者は・・・アメリカの今の状況は・・・」
と現状の確認からはじまります。
「過去の感染症は・・・」
と過去の感染症の状況との比較もあり、長期化する可能性もあるという問題提起もありました。
様々な可能性がある中で自分たちには今何ができるか。そんな中でも学ぶこと、学べることはたくさんあるという話でした。
昨年度決めた事前学習のアウトラインを考えた上で、今自分たちが出来ることは何かと考えていきます。集まることができない今の状況。教育用のSNSを使って、全員と考えを共有すること。オンライン会議を使って話し合うこと。パワーポイントを作成してupする。それを各自が考えフィードバックする。などなど。現状で出来ること、出来ないことを考えていきました。
そのあとは思考コードとの兼ね合いを考えます。
「今後文化祭でお客さんにフィードバックがもらえるといい。その話を基にまた自分の考えを再構築できたらいい。ディバイスしたものを現地に持っていければ。そこはBレベルになるのではないか。」
「現地に行った時にCレベルになるから、Bレベルまでは準備を。」
「Aレベルは個人で出来るから、ここまでは今の休校期間中にやるのがいいのではないか。」
それぞれ意見が出てきます。
この日は今後の先行きが見えない中で、もちろん結論までは至りませんでしたが、全体で共通認識を持つことができました。今回の会議を基にブラッシュアップして形にしていこうとのことでした。
揺れ動く社会の中で自分たちは今何ができるか。対応力が求められる中、リーダーたちは進めています。対応していく中でもたくさんの学びがあり、リーダーたちの考えが波及して、新たな可能性も生み出されることでしょう。
今後も新型コロナウイルスの終息を願うのはもちろんのこと、GPが自分たちで作り上げていく良い行事になるように、リーダーを中心に学年で進めていきます。