緊急事態宣言期間の延長が決まり、本校のオンライン学習も次のステージへ移りました。
今週からの工学院については本校のホームページ(クリックするとページが移動します)に掲載されております。
5/8(金)には全校生徒へ向けたオンライン学習のガイダンスを行いました。
中学1年生B組 柳田先生のクラス。
生徒用の案内をPowerPointに分かりやすくまとめ、画面を共有しながら説明しています。
他クラスでの取り組みを受け、柳田先生も生徒⇔教師、生徒⇔生徒のコミュニケーションに日誌を行うそうです! 生徒たちの横のつながりをどうデザインしていくか、オンラインだからこそここが大切になってきます。
こちらは中学2年C組 窪田先生のクラスの日誌です。OneNoteを使い、共有の範囲を調整することで、コミュニケーションの範囲を変えています。インターナショナルクラスなので英語での記入ですね!
続いて、高校3年生の英語の授業です。
コミュニケーション英語の授業です。
デジタル教科書を共有しながら、生徒自身のTaskとコミュニケーションの時間を有効にデザインすることが最大の課題になります。
このLessonのトピックは「嘘と統計」です。自身をメタに見ることができるかどうか、そんな裏テーマを掲げて授業を行っています。
知識部分(ここでは語彙)は実際の授業と同様、Quizletを使いながら、自学と共有のバランスを考え、適度な負荷を感じてもらえるように心がけています。
本文はWPM(全体を読むのにどれだけの時間がかかったか)を記録し、分からない部分は自分でマークをしながら、授業後の振り返りへもつなげていきます。
パラグラフごとの要約をグループごとに分かれる機能を活用し話し合ってもらっています。機能的に難しい部分もあるので、次回は違ったツールを試してみようと思います。
高校3年生は目の前にある受験の存在が不透明になってしまっています。学ぶ上で大切な目標が示されずに走り続けることは大変なことです。
だからこそ、このような状況で忘れてはいけないのが「interaction」です。
様々な情報を共有することはもちろん、そのような状況を共感できる場があるかないかでは大きな差があります。
本校の掲げる21世紀型授業の本質はオンラインになっても変わることがないよう、先生方は様々な工夫をしています。
受験生のみならず、すべての生徒が自分自身を外から見て、対話をする中で昨日の自分から~を学んだ・成長した、と言えるような学びになるよう、先生方も頑張っていきます。
生徒の皆さんも頑張ってください!
オンラインは想像以上に負担がかかります。OnとOffを切り替え、適度な息抜きをしながらいきましょう。