高等学校2年生インターナショナルコースMoGが遂に現地と繋がりました。バングラデシュでストリートチルドレンを支援する団体、エクマットラの共同設立者である渡辺氏に登壇いただき、現地の状況と課題解決の心構えについて伺いました。
バングラデシュは洋服の生産拠点として急速な経済成長を遂げる国ではありますが、3月9日のコロナによるロックダウンから、スラムでの平均収入が80%減少するなど一気に経済が悪化した現状をお話しいただきました。真剣に話を聞き、質問した生徒たちの声を紹介いたします。
問題点から国を見るんじゃなくて、いいところを最大限見て国をより良くしていくほうがいいというのがその通りだなと思った。今の現地の状況を聞いてみると思っていたよりの深刻で、行けるかどうかわからないけど、今はただ行けるようになることを祈るしかないなと思った。(S.K.)
渡辺さんのお話、すごく響きました。時間をかけてバングラデシュを知っていこうと思いました。僕は教育にすごく興味があり、MoGとは別に学ばせていただけることもたくさんあるのではないかと思います。仮に今年行けなくなったとしても、いつか渡辺さんにお会いしに個人的にでもバングラデシュに行きたいと思います。(T.Y.)
世界の貧困と自分の幸福について考えた。今後何があっても困難に立ち向かっていくべきだ。(P.T.)
桁違いの現地の状況に衝撃を受けると同時に、貧困は相対的なもの、について考えることとなりました。『自立した優しい挑戦者』としての課題解決は、他者の文化歴史哲学を理解することに始まることを確認しました。渡辺様、貴重なお話、そして生徒たちの質問に丁寧にお応えくださり、ありがとうございました。