10/26(火)に本校において、高校2年生による探究論文発表会を開催しました。
探究論文は、高校1年時よりテーマを探し始め、リサーチクエスチョンを設定、調べ学習を進め、更に未知を求め探究を進めたものを、論文形式にまとめたものです。
今年度は、ポスターセッションの形式を取り、後輩の高校1年生生徒や保護者、教員に自由に発表を聞いてもらうという形で、開催をしました。
ポスターセッションという形式であるため、発表生徒と参観者の対話が積極的に行われ、自身の探究論文の内容についてまた考えを深めることができたことと思います。
発表者、参観者などの感想を下記にご紹介します。
参観者
「いろんな事に目を向け、興味をもち、調べて。それを伝える、関心を持ってもらうのに言葉やポスター、PCを使って一生懸命やってる姿に感動しました。高校生ではなかなか出来ない経験をして素晴らしかったです。」
「工学院ならではの理念が入ってるように思えた。今後も引き続き探究してもらいたいです。」
発表者
自身の発表を振り返って
「たくさんの人に共感してもらえた」
「自分は夏休みで、大学の教授やリサーチサポーターの先生にたくさんのアドバイスや協力をして頂いたことで、今日の発表会でいい発表ができたと考える」
「沢山の人へ発表をし、感想を聞いてみて、自分の発表の足りない部分が明確になった。また発表の機会があったら、この反省点を改善して臨みたいです」
「自分なりにしっかりと発表できたし、たくさんの人が見に来てくれてとてもうれしかった。自分の発表を見に来てくれた人たちは、とても賞賛してくれてうれしかった」
「リサーチサポーターの先生に意見を述べられてよかった。ここから改善点などをともに見つけ出し、最終完成を目指す」
「質問に対して求められていることを答えることが、思っていたよりも難しかった」
「自分の探究が高1の人や同学年の人、たくさんの人にわかってもらえてよかった。発表も原稿を見ずにうまくいって、とても良かったと思う」
「話す内容が多すぎて、伝えたいことがきちんと伝わっているかが不安になった。けど多くの人が来てくれたので、たくさんのレビューをもらえたし、今後に生かしていきたいなと思った」
ほかの人の発表を聞いて学んだこと・気づいたこと
「ほかの人は自分と違った論文内容で、調べ方や考え方が自分と違うことを考えていたりして、いろんな考え方があるんだなと学びました」
「自分の好きな分野を調べて、話している人や社会問題を1つ取り上げて発表している人など、様々なテーマ・発表方法で自分と比較することができた」
「課題の現状把握、改善方法(なぜその改善方法がいいのか)など、筋道を立てて話していた。裏付けをとることが大事だと思った」
「自分には全くなかった知識を、他の人の発表を聞くことで取り込むことができた。調べたことを元に、納得のいく説明をしていた」
「結論から話したり、色々なデータを用いて自分の考察を理論的に発表されていて、わかりやすかった」
「単純なところにも疑問は必ずあり、聞いている人の知りたいことなのかと思い、自分の発表内容を確認した」
ほかの人の発表を聞いた感想
「簡潔にまとめられていて、わかりやすいものやとても熱意の伝わる内容のものまで多種多様で、今後の自分の参考にしていきたいと感じた」
「斬新かつ独創的なテーマが多く、とても面白くまた役立つ内容であると感じた」
「皆しっかりと伝えたいことを伝えていて、充実した一日になったのではないかと思う。それぞれ内容が違い、様々なことを学ぶことができた」
「「そういうところに着目したのか」と思うことがあり、とても勉強になった」
「しっかりとポスターと口頭の説明をマッチさせることができており、クオリティが高く感じられた。また、調べる内容もとても深いところまで調査することができており、とても感心した」
「自分の意見がきちんとまとめられており、聞き手が引き込まれるような話をしている人がいてすごいなと思いました」