JUNIOR & SENIOR HIGH SCHOOL OF KOGAKUIN UNIVERSITY <OFFICIAL BLOG>

工学院大学附属中学校・高等学校<公式ブログ>

探究、アントレプレナーへ 水本先生の講演

先日、高等学校1年生の英語コミュニケーションⅠの授業に、研究者、起業家であり、ハイラブルディスカッション開発者である水本先生に講演いただきました。

高等学校1年生がHylable Discussionを使い、英語で話し合いをする

水本先生は、本校英語の時間に議論をする際に使用している、ハイラブルディスカッションという機器を開発しました。この装置は、卵の形をしており、議論する生徒の中心に置き、発話量を図ることができます。生徒は議論の後に、データから自分の行動を振り返り、改善のヒントを得ることができます。今回は、カエルの研究から開発と起業に至るまでのお話を伺いました。

生徒たちは、自分たちが授業で使用している機器について、興味津々です。個人的なことから研究開発に至るまで、たくさんの質問に答えてくださいました。ありがとうございました。

Hylable Discussionの調整をする水本先生

現在、高等学校1年生の英語の授業のトピックはBusinessであり、生徒たちは水本先生の生き方から、研究、開発と起業に魅了されました。高等学校1年次から始める探究活動について、自分自身の進め方を考える機会となりました。

お話の後に、実際に英語でディスカッションをし、データから活動を振り返りました。

生徒たちの感想を紹介します。

このような研究があることを初めて知りました。聞けて良かったです。これからの生物の研究や教育に役立っていくと思います。
カエルの研究で学んだことを日々の生活に役立つ製品づくりに生かせる発想はすごいと感じました。

話し合いを振り返れるのが便利だと思った。
隣のグループの声が混ざらない仕組みがほんとにすごいと思った。
ハイラブルを使うことによってどのようにディスカッションがされているのか可視化されて、とても面白かったです。これからも授業でハイラブルを使う機会があれば、積極的に活用してよりよいディスカッションができるようにしていきたいです。