ルーマニアの北東部ヤシにあるParadis International Collegeのクリスマスのお祝いは1週間ほど続きます。本校から、ルーマニアの伝統的な冬のお祭りに参加しています。
祝賀は、ルーマニアの伝統的なクリスマスを祝う曲、キャロルに始まります。続いて踊りや劇が続きます。文化と歴史、民俗に対する誇りを感じました。
自国の文化と伝統を大切にする心を強く感じると同時に、私たちにも自分の文化と歴史があり、その独自性に気付きました。ルーマニアの文化紹介を下さった生徒たちが鏡となり、私たちも自分自身について考える機会となりました。
ヤシの中心にある宮殿博物館を訪問し、歴史、技術、絵画を鑑賞しました。昨日訪問したタンサ村の陶芸について再度思い起こしました。昨日のサービス活動に感銘を受け、私たちの学校のある八王子において同様に文化保全活動をしてみようと本校生徒は触発されました。
夜は、パレス近くにあるアイススケートをしました。Paradisの生徒たちと一緒に楽しい時を過ごしました。友達になる、心を開く、交流することは、言語だけではなく、人としてどのように相手を尊重し、関わるかで決まります。これは、人と関わる体験をして、初めて学びとることができるものです。違う文化と歴史を持つ他者を通して、自分が何者であり、自分がどのように生きていくかを考える機会になりました。本校生徒を受け入れて下さっているご家庭と生徒と先生方に厚く感謝いたします。