<2日目の行程>
ホテル→小倉城見学・茶道体験→昼食→水環境館
→北九州市エコタウンセンター→ホテル
★小倉城見学・茶道体験
2つのグループに分かれて時間制で交替し、小倉城の見学と茶道体験をしました。
茶道体験では、体験会場の雰囲気に飲まれたのか、みんな緊張の面持ちでしたが、気持ちを込めて取り組みました。「相手を思いやる」、「感謝の気持ちを持つ」、日頃に通じるお話もありました。お茶の奥深い味わいを堪能し、伝統の美しさに触れ、貴重な時間を過ごすことができました。
★水環境館
「塩水くさび」は海に近い汽水域で起きる現象です。その現象を濡れずに横から見ることができる唯一の場所である水環境館を訪れました。くっきりとした塩水くさびは見られませんでしたが、紫川に生息する生き物を観察したり、紫川の水環境の変遷などを学ぶことができました。
★北九州市エコタウンセンター
北九州市の取り組みや、問題点や課題を含め次世代エネルギーについて、風力発電を中心に様々な説明をしていただきました。「火力発電が多いのはなぜか?」などの質問に対し、いろいろと考えさせられるものがあり、今まで知らなかった発見、気づきがありました。
また、次世代の風力発電を実験している話や風力発電が作られる過程などのビデオなども興味深い内容でした。
その後、風力発電を見学にいきました。途中でバスを降り、海上にあるSEP船や設置されたジャケットも見ることができました。
実際に見た風力発電は想像以上に大きく、本体は84m、羽は54mもありました。そして、大きな音を出しながら最大時速270kmの速さで回転する巨大な羽根が、1時間で1家庭分の電力を16ヶ月分も作り出すという事実に驚きの連続でした。
<風力発電を背景に>
水環境館を出るときにほんの少しだけ雨がパラッと降り、引率教員2人はヒヤッとしましたが、短時間の雨でホッとしました。最後まで天気に恵まれますように。明日も行く先々での学びと体験を楽しむことを期待しています。