JUNIOR & SENIOR HIGH SCHOOL OF KOGAKUIN UNIVERSITY <OFFICIAL BLOG>

工学院大学附属中学校・高等学校<公式ブログ>

佐川急便主催「高尾100年の森」調査①

2025年5月13日(火) 打ち合わせ

サイエンス部生物班の5名が、1年をかけて佐川急便が所有する「高尾100年の森」の動植物調査に挑戦することになりました。担当の大木さんから詳細説明を受けました。

 

高尾100年の森、とは?

佐川急便株式会社が保有する「高尾100年の森」は、2025年3月に環境省の「自然共生サイト」に認定されました。物流企業が認定を受けたのは初めての事例です。「自然共生サイト」の認定には「里地里山といった二次的な自然環境に特徴的な生態系が存する場」、「越冬、休息、繁殖、採餌、移動(渡り)など、動物の生活史にとって重要な場」であることが求められます。「認定を維持することは、生物多様性の維持・回復に関する国際的な目標「30by30※」の達成にも寄与すると考えており、今後も地球環境の健全な発展に貢献できるよう取り組みを継続していくとのこと。

佐川急便が保有する「高尾100年の森」が環境省の「自然共生サイト」に認定 | ニュースリリース | SGホールディングス より

※2030年までに、陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全することを目指す国際的な目標民間の取組等によって生物多様性保全が図られている区域を広げていくことも重要とされている

学校での打ち合わせ(左)                                                校内のセンカメ(右)

高校2年生の松本さんは先輩からの研究を引き継ぎ、現在校内の動物相をセンサーカメラで調査を行っています。中学3年生の佐々木さん、水田さん、海老名さんは松本さんが研究を引き継ぐ前からセンカメに携わっており、また、多くのフィールドへ足を運んで実学で身に着けた知識と観察眼に長けています。中学2年生の岡本さんは野鳥観察・撮影の腕が良く、高校生対象の調査でありながらメンバーに選出されました。

 

なぜ佐川急便が森を?

佐川急便では約2万のトラックを保有しており、物流事業から排出されるCO2の吸収源となる森林保全に取り組んでいます。「地球温暖化防止に役立つ里山」「人と自然が共生する里山」の再生を「100年」という言葉に象徴される長期的なビジョンのもとで進めています。環境省が推進するネイチャーポジティブ(自然再興)の実現に貢献すべく、森林の整備を通じた生物多様性保全に取り組んでいます。(HPより引用)

www.sagawa-exp.co.jp

 

以下、調査研究の流れ(予定)

フィールド調査:森を歩き、季節ごとの動植物を目視、囀りなどで調査する

センサーカメラ調査:カメラを設置し、人がいない時間帯の動物調査を行う

データ整理・研究:写真データをもとに研究を行い、ホームページに掲載する原稿をまとめる

成果発表:2026年3月に参加校による合同発表会を佐川本社にて実施予定

 

次回は初回調査(現地説明)です。楽しみです。