探究教室 ~高尾山チーム~0
6月18日、41名の生徒と3名の教員で、探究授業の一環として高尾山へ行ってきました。
高尾山を通じて、経済・観光・自然・社会など様々な分野での「なぜ」を探します。
当日は9時に集合。最初は全員で「TAKAO599 MUSEUM」へ向かい、高尾山周辺地域の自然環境について理解を深めます。
高尾山は日本の三大昆虫生息地の一つで、数千種類もの昆虫が命を紡いでいます。
「TAKAO599 MUSEUM」には木の実に触れ合うコーナーや植物・昆虫の展示コーナーもありました。高尾に息づく多種多様な生態系、その片鱗を垣間見ることができたのではないでしょうか。






「コワイ名前の可愛いヘビ”ヒバカリ”」にも興味津々。
名前の由来や生態を知ることができましたね。


1時間毎に上映されている「映像展示」も見ることができました。


教員から説明を聞き、マナーや目的を再確認したら、いざ出発!
さて、ここからは完全班別行動です。
生徒たちは7∼10名ずつ班に分かれて、目的地、活動範囲などを話しあいながら行動しました。
4月の強歩大会では団体活動がほとんどでしたが、今回は自由な班別行動です。
高尾山中腹の薬王院まで挑戦した班、気温も考え高尾山口駅周辺地域の情報収集に励んだ班、様々ありました。
数時間かけて色々なところを見て回り、満足したらまた
「TAKAO599 MUSEUM」に集合です。班をまたいで「問い」を見せ合ったり、もう一度展示を確認したりしました。
外は一時37℃に達するなど厳しい温度でしたが、誰一人欠けることなく活動を終えることができました。
各班、多くの「問い」を見つけています。
「なぜ外国人旅行客が多いのか」
「なぜ高尾山には神社(鳥居)がいっぱいあるのか」
「なぜそば屋が多いのか(8件もありました)」
「どうしたらこの自然をずっと守れるのか」
「山道に仏像が並んでいるのはなぜ」
「なぜ高尾山では杉を守っているのか」
今度はその「問い(なぜ?)」に対する「答え(そうか!)」を探していってくださいね。
お疲れ様でした!