JUNIOR & SENIOR HIGH SCHOOL OF KOGAKUIN UNIVERSITY <OFFICIAL BLOG>

工学院大学附属中学校・高等学校<公式ブログ>

「体験学習・部活動体験&学校説明会」(中学受験生対象)を行いました

こんにちは、広報室です。
6月21日、学校説明会と同時開催で、小学生向けの「体験学習・部活動体験」を実施致しました。今回のメニューは8講座。校内には本校を初めて訪れる子どもたちの好奇心と笑顔が広がり、学びと出会いが交差する、にぎやかな一日となりました。
それぞれの会場では1時間ほどの体験を行いましたので、私が会場に入室したわずかな時間だけですが少々レポートしましょう。

■ 「拡大!染色!細胞観察!」(サイエンス部)
自分の口の中の細胞を顕微鏡で観察し、スマートフォンで撮影してハガキサイズにプリントアウト。部員から「教科書に載せたい!」と声が上がるほど、細胞が美しく映った写真を撮る小学生も。名物ウーパールーパーやムササビの被り物をかぶって歩く生徒や子どもたち、即席のニックネームで呼び合う子どもたちも。生物実験室は笑いと発見に満ちていました。

■ 「バドミントン部!先輩に挑戦」(バドミントン部)
ラケットの持ち方や打ち方を、部員が小学生一人ひとりに寄り添って伝授。以前、体験会に参加して再び来てくれた小学生もいるとのことで、思いがけず再訪した小さな工学院バド部ファンの存在に顧問も喜んでいました。部活動体験を通じて人とのつながりが自然と育まれていました。

■ 「ダンス部体験!」(ダンス部)
鏡の前で楽曲にあわせて先輩と同じ振り付けに挑戦。最初は緊張していた子どもたちも、音楽に合わせて身体を動かすうちに自然と笑顔に。部員が“教える人”として寄り添いながら、一緒にリズムを楽しむ時間となりました。

■ 「英語を使って、ROBOTを作りましょう!」(英語)
ネイティブ教員との英語でのやりとりを通じて、レゴでロボットを組み立てプレゼンテーション。設計手順の違いや発想にも子どもたちそれぞれの個性が表れ、英語と創作の楽しさを同時に体験する時間となっていました。

■ 「音の謎に迫ろう!」(理科)
糸電話を使って音の伝わり方を学ぶ実験。上階の吹き抜けから降ろす長い糸がグルグルに絡まるハプニングも、子どもたちにとっては探究の一部。糸を解きほぐすうちに自然と会話が生まれ、初対面同士が笑顔でつながって「あれもやってみよう!」と誘い合う姿が印象的でした。

■ 「茶道のお点前をしてみよう!」(茶道部
茶道部の部員たちのサポートで、お点前の基本を体験。”七夕”の上生菓子を頂いてお点前を体験した後に、テーブルと椅子を使ってお点前を行う”立礼式”のデモンストレーションが披露され、床の間に飾られた”アジサイ”が季節感を添えました。部員も男子が活躍していますが、体験の小学生にも男子の参加が多くて嬉しくなります。

■ 「ジョニー校長の情報科学教室 part I」(情報)
会場に入ると、バーコードの仕組みをテーマにパソコンを使わずに“情報を考える”体験を行っていました。静かな集中が教室に広がり、身近な技術の裏側を知る学びのきっかけとなっていました。講座中の校長先生の問いかけに、子どもたちが素直にポンポンと応えているのが微笑ましい。

■ 「マイクラでアドオンを作ってみよう!」(デジタルクリエイター育成部)
マインクラフトの世界に入る前に、まずは“アドオン”作成から。プログラムを手がける本格的な体験の後、ゲーム画面に切り替わった瞬間、子どもたちの目が一気に輝いてスクロールする指も爆速に。生徒たちが講師役として各机を回り、丁寧にサポートしていたのも印象的でした。

体験学習や部活動体験を通じて、子どもたちが新しい世界と出会い、問いの芽を見つけていただけたら嬉しいです。

学校説明会と同時開催の「体験学習・部活動体験」は9月6日㈯と10月18日㈯にもメニューを替えて実施いたしますが、おススメは小学3年生から参加できる7月27日㈰「自由研究教室2025」
こちらは工学院大学の研究室や大学有志のワークショップを含め28講座のビッグイベントで、今回のような“ちょっと本気な体験”をさらに深める一日となる予定です。
科学や芸術、ものづくりなど、さまざまな分野の講座を通して、”夏の自由研究”のヒントを探しに来てくださいね。

未来の“好き”と出会う素敵な夏になりますように。(広報室)

www.js.kogakuin.ac.jp