
こんにちは、中学校教頭の田中です。
本日は、小学6年生のみなさんをお迎えしての「入試予想問題体験会」、また「学校説明会」にご参加いただき、誠にありがとうございました。
受験生のみなさん、そして保護者の皆さまが、この機会をどれほど大切に捉えてくださっているのか、その思いを会場全体から強く感じました。説明会でのお話の際に見られた丁寧なうなづき、終了後にいただいた質問の数々から、「その子にとって」を真剣に考える姿勢が伝わってきました。

入試予想問題に向き合う6年生の受験生たちは、緊張の中でも目の前のチャンスに真摯に向き合っていました。できたこと・できなかったことを素直に見つめ、ここからどう広げていくかを考える眼差しには、この先の2ヶ月に大きな伸びしろがあると強く感じました。担当者の問いに手を挙げて答える姿勢も、とても印象的でした。
説明会でも触れましたが、中高6年間で大切なのは、子どもたちがどんな課題に出会い、それをどう考え、仲間や先生、保護者の皆さまと共有していくかという姿勢です。興味や関心を自分の枠に閉じ込めず、迷いながらも広げていくこと。
その過程に今はAIというツールも加わり、自分の伸びしろをどう活かすかを試していける環境が工学院にはあると思っています。

ここからの2ヶ月は、ご家庭にとっても大変な時期になります。校長がお伝えしたように、模試は「できなかった点を責める場」ではなく、「できたことを確認し、これからの方向性を整える機会」です。不安で足が止まりそうなときこそ、これまで取り組んできた過程を認め、前へ進む力につなげていただければと思います。
受験は結果だけでなく、その途中で積み重ねた経験が大きな力になります。あと2ヶ月という今だからこそ、進むべき方向をもう一度確認できるような声かけを、ぜひご家庭でもお願いできればと考えています。



工学院での学びは、これまで積み重ねてきた知識や経験が、実際に自分の力として立ち上がってくる6年間です。日々の中で生まれた小さな「なぜ?」がつながり、考えたこと・感じたことが確かな手応えへと変わっていきます。自分はどう進んでいきたいのか、その問いに向き合いながら、一歩ずつ未来を形づくっていく時間でもあります。

受験まではあと数ヶ月。迷う日があっても、これまで積み上げてきた自分をどうか信じてください。一日一日の積み重ねは必ず力になります。
そして、皆さんが工学院でその力をさらに伸ばしていく姿に、改めてお会いできることを心から楽しみにしています。(中学教頭 田中 歩)