哲学カフェでは毎回、カフェの最後にどのようなテーマがよいかを参加者同士で話し合っています。今回のテーマである「承認欲求」は、生徒からぜひ話し合ってみたいと要望があったものです。

話し合いは、「承認は他者がいてこそ成り立つものだよね」という話から始まりました。SNSについては、いいね!が多いと、やっぱり嬉しいと感じる生徒が多く見られました。

教員側から、いいね!は、誰からもらっても嬉しいものなのだろうか?という問いに、「数として見える分、多くの人から承認されている気持ちになる」という意見が出ました。

一方で、「身近な人に認めてもらえないと、期待している分、理解してもらえなかったときのショックが大きい」という声もありました。

議論は、「承認とは量なのか、それとも質なのか」という問いに深まっていきました。

話し合いを通して、承認は誰もが持っている自然な欲求であり、決して悪いものではないという認識が共有されました。その一方で、私たちは「どこで一番になれるか」を無意識のうちに探し続けているのかもしれない、という気づきも生まれました。

今回の対話は、「自分自身は何を大切にして生きていきたいのか」を問い続けることの大切さに改めて向き合う機会となったようです。