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工学院大学附属中学校・高等学校<公式ブログ>

【自動車部】ソーラーカーを囲んで環境とものづくりを考える・2026八王子環境フェスティバル

6月14日(日)、「2026八王子環境フェスティバル」
(東京たま未来メッセ・えきまえテラス)に、
本校自動車部が出展しました。

会場の中央に展示されたソーラーカーには、午前中から多くの来場者が足を止めてくださいました。小さなお子さまからご年配の方まで、幅広い世代の方々が車体を囲み、「家庭用と同じソーラーパネルかな」「太陽光で動く車ですね?」と遠くから興味を持ってブースに近づいてくださる方、「これよね?ソーラーカー!」と本ブースを目指して来られる方も。

当日は、親子で参加できる体験型ワークショップや展示、スタンプラリーなども行われ、会場全体がご家族連れでにぎわっていました。その中で、実際にレースで使用するソーラーカーを間近で見ることができる自動車部の展示にも、たくさんの方が関心を寄せてくださいました。

展示した車両は、展示用ではなく、実際にレースで走るための車両です。そのため、来場者に自由に乗っていただくことはできませんでしたが、部員たちはコックピットのカバーを開け、できるだけ近くから中の様子を見ていただきながら、車体の仕組みや活動内容を説明しました。

小さなお子さまが脚立の上からコックピットをのぞき込み、部員の説明にうなずく姿も印象的でした。太陽光エネルギーで走る車を目の前にして、環境やエネルギー、ものづくりについて、ご家族で会話が広がる場面もありました。

ソーラーカーは、太陽光をエネルギーとして走る車です。しかし、ただ「太陽の力で走る」だけではありません。限られたエネルギーをどのように使い、最後まで走り切るか。車体をどのように整備し、どのタイミングでどう判断するか。一台の車を走らせるためには、さまざまな工夫と連携が必要です。

会場では、中高生の部員が来場者からの質問に答えました。
中でも高校2年生のKさんは、中学生の頃からドライバーを務めるベテランです。Kさんによると、来場者の中には、ソーラーカーレースをテレビなどで見るF1のように「ドライバーが中心となって走る競技」とイメージされる方も多いそう。
しかし実際には、車両を整備するメカニック、ドライバーに指示を出す監督、そしてドライバー(すべて生徒)が、それぞれの役割を果たしながらチームで一台の車を走らせています。

普段の活動では、タイヤ交換や整備、運転練習だけでなく、レース中の判断や指示、チーム内のコミュニケーションも、生徒たち自身が考え、積み重ねています。

一見すると直線を走っているだけに見える場面でも、ドライバーは細かな操作を続けていると言います。ハンドルを安定させながら車体の動きを感じ取り、耳元に届く、監督役の生徒からの指示に思考をめぐらせて適宜に対応する。
ピットエリアの監督はレース中はモニターでエネルギー残量や走行状況について、確認と検討を続けています。速く走ることだけを考えるのではなく、エネルギーを持続させ、最後まで走り切るために、走行中もチームで判断を重ねて続けます。

Kさんは、「テレビやレース公式YouTubeだけでは見えないレースやチームの裏側を直接お話して紹介できるので、よい機会になっています」と話していました。

来場者の方からは、満タン充電でどのくらい走行するのか、という質問に部員がスペック表を見せながらその計算式について説明をしたり、太陽光エネルギーを活用した車両を地域の中でどのように生かせるか、といったアイデアも寄せられていました。ソーラーカーの展示は、車両を見ていただくだけでなく、環境やエネルギー、これからの移動のあり方について、地域の皆さまと一緒に考えるきっかけにもなっていました。

専門的な内容を小さなお子さまやご家族、地域の方々に合わせて共有すること。
自動車についてより詳しい方と出会って新たなアイデアを得ること。
質問に答えながら、自分たちの活動の意味をあらためて考えること。

自動車部にとっても、自分たちの活動を初めて見る方に伝え、意見を交換することは大切な学びの時間です。

「2026八王子環境フェスティバル」での出展は、ものづくりの成果を発信するだけでなく、地域の皆さまとつながる貴重な機会となりました。

ブースにお立ち寄りいただいた皆さま、ありがとうございました。
またぜひ、次の機会にお会いしましょう。(広報室)

※当日の様子はInstagramにて

※本校では小学生を対象に、自動車部の体験を行っています。
自由研究教室(7/26・予約制)
「自動車部でエコカー体験」(定員15名・小3~小6)
自動車部が製作する電気自動車のレース車両とソーラーカーレース車両
について学びます。コクピット乗車体験も。
未来の自動車について一緒に考えましょう。

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