高校大学連携の活動として、高校1年生のサイエンスコースの生徒が工学院大学八王子キャンパスを訪問し、大学で学ぶテーマで行われる実験講座に参加しました。大学の実験室に入るのは初めてですが、新4号館(愛称は「あどらぼ」Advanced EngineeringとLaboratory)のとてもよい設備がある化学実験室で実験講座を体験しました。
実験題目は、「茶葉飲料中のポリフェノールを測ってみよう」です。
先進工学部応用化学科食品化学研究室の杉山健二郎先生が担当して下さいました。
始めに、担当してくれる大学院生と大学生にあいさつしました。
杉山先生の「緑茶派?or紅茶派?」という質問から始まり、緑茶と紅茶の違いについての説明の後に、
「どのようにして、茶葉飲料中のポリフェノール濃度を測定することができるか?」という質問が投げかけられました。
続いて、ポリフェノール量の測定方法・吸光光度法・検量線法について、実験の流れについての説明がありました。さらにマイクロピペッターの使い方についての注意のあとに実験が始まりました。
実験2では、緑茶(静岡県産と鹿児島産)と紅茶(アッサムとダージリン)中のポリフェノール濃度を測定しました。測定結果からわかることを班で話し合い、発表しました。
大変貴重な時間を過ごすことができました。杉山先生、TAの学生さん、お忙しい中、本当にありがとうございました。