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工学院大学附属中学校・高等学校<公式ブログ>

電気通信大学に大学見学に行ってきました(高1キャリアプロジェクト)

高校1年生のキャリアプロジェクトの一環として、12月9日(月)サイエンスクラスを中心に26名の生徒が電気通信大学に大学見学に行きました。

電気通信大学は理系の国立大学で、見学に行った生徒がサイエンスクラス中心であったため皆興味津々に見たり、聞いたり時には質問したりしていました。

最初に電気通信大学のⅠ類からⅢ類までの学部を動画で紹介してもらいました。大学にはⅠ類(情報系)、Ⅱ類(融合系)、Ⅲ類(理工系)があり、更にそれぞれ5つのプログラムに細分化されているようです。

そして高校生へのメッセージとしてⅡ類の和田教授、大学院生の谷井さん、塩竹さんからお話を伺いました。

和田教授からは総合型選抜や一般選抜などの受験の種類別についてそれぞれアドバイスをいただきました。また、有名大学に入ったとしても本当にやりたいこと(研究室)がないことがあるので、大学はブランドで選ばない方が良いともお話してくださいました。私は「人に厳しく、自分にはもっと厳しく」を心がけていましたので、教授の「自分に優しくなれれば、人にも優しくなれる」という話が個人的にはとても印象的でした。

谷井さんは体調管理の大切さや、高校生活をとにかく楽しむという話をしてくれました。特に将来高校生に戻りたいと思えるくらい高校生活を楽しんでくださいとのことでした。また、和田教授の自分に優しくの話を受けて、優しさと甘えの違いを伝えてもらいました。

塩竹さんは情報系に進む小学生の時のきっかけから、受験についてや大学生活まで詳しく話してもらいました。大学院に進むのであれば、希望する研究室に入るために、大学でもしっかり勉強しなければならないとも言っていました。

次に和田研究室に場所を移動して、今行っている研究内容を詳しく教えていただきました。今不足している半導体を使わずに、銅で模様を描き、模様が回路になるという説明でした。パソコンで模様を設定して、銅を削り、院生曰くバカ高い機器で測定するを繰り返し行っているようでした。

最後に附属図書館を案内していただきました。図書館には40万冊の本があり多い日では1日1000人以上が利用し、年間2万冊も貸し出されているようです。学習スペースを多くすることで利用者を増やす工夫もされたみたいです。実際にアクティブラーニングスペースやパソコンスペース、長時間作業する人向けのスペースなど多種多様の学習スペースがありました。使用状況や通信量、音量などのAIでとられたデータが表示されているモニターもありとても近代的でした。

生徒にとって本日がこれからの進路選択のきっかけや、勉強に対するモチベーションアップなど有意義な1日となることを切に願います。

電気通信大学の皆様、本日は大変お世話になりました。ありがとうございました。

(高校1年 榎本)

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-未来を描く- キャリアプロジェクト2024 (12月7日~18日実施)
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