
「40㎝の天体望遠鏡で天体を観測しよう」
本校天文台を会場に、私学妙案研究所が主催する小学生対象のイベントです。
クリアな空気の夜刻、元気な小学生と保護者の方々にお集まりいただきました。
天文台に入れるのは10名程度。
全体を2組にわけて講義と天文台で天体観測を行います。
時と共に暗色が深まる夜空に、少しの時間差で観測できる天体が異なるため、実は前半組と後半組は観察対象が同じではありません。


「次は、なに観ようか。この時間ならスバルにロックオンしようか。」
広大な宇宙の散策に、指一本で天体ドームを回転させ、巨大な望遠鏡を的確に対象を狙う「道先案内人」は、理科の會田先生とサイエンス部天文班の部員たち。
巨大な天体望遠鏡に群がり、キラキラした憧れの瞳で頼もしい道先案内人の手元を見つめる小学生たち。椅子から立ち上がり、先生に至近距離で群がる姿は、まるで可愛いミニオンがワイワイしているよう。
そこにあるのは、子どもたちの瞳に潜む”本気”です。
「観たい」、「知りたい」、「どうするの」、「どうなるの」、「やってみたい」、「それはなぜできないの?」。
次々と湧き上がる小さな智慧が言葉にあふれ出し、彼らの瞳を輝かせていきました。


そして、天体観測を楽しむ保護者の方々の姿も印象的でした。
決して我が子を焚きつけるように楽しむ姿を見せるのではなく、心で楽しんでいらっしゃる大人の皆さまでした。
狭い会場ですから、どうしても子どもたち優先。
そわそわと順番を待つ保護者の方々にもキラキラとした気持ちがあふれているのがわかります。
宇宙が子どもをより理知的な大人に近づけ、大人を無邪気な子どもにする。
宇宙の下では、そうあっていい、それでいい。
純粋な空気がそこにはありました。


天文台x講義の2交代制。
天文台での観測の裏では、アン先生の天体講義がありました。
先進技術による高性能な望遠鏡で土星などの観測を終えたら、夜空の下で星々を指さしながら語るアン先生との素朴で情熱的な対話を。
古代から人は肉眼で見える限りの星々を指さして語り、それは寓話となり神話となって様々なかたちで語り継がれてきました。
先進機器で科学を極めスマートフォンで手の中に情報があふれるこの時代も、子どもたちの心を温かく揺らすのはこうした触れ合いなのかもしれません。

今回は私学妙案研究所の皆さまに、企画・運営を行っていただきました。
本校の天文台にフォーカスしていただき、より多くの方に本校の智慧と施設をご活用いただけることに感謝しております。
どうぞ皆さまも、本校の天文台を舞台に、懐深い天体の世界を自在に巡りながら様々な想いで楽しんでいただければと思います。
次の機会のご参加をお待ちしております。(広報室)
※お子様の撮影・掲載について保護者の許可をいただいています。
s-goodidea.jp
当日の様子はInstagram(リール動画)にて