本校中学生を対象に、天体観測会を実施しました。
本校には、都内の学校では珍しい天文台が設置されています。普段はなかなか入ることのできない特別な場所です。この天文台を活用し、夜の学校で天体観測を行いました。

■ 実施は「天候次第」
天体観測会は、当日の天候に大きく左右されます。
雨が降っていなくても、曇り空では観測はできません。
今年は4日間の開催を予定していましたが、実際に実施できたのは1日のみでした。自然を相手にする活動ならではの難しさも感じられました。
■ 観測できた天体
実施できた日は、条件にも恵まれ、次のような天体を観測することができました。
・月
・木星
・土星
・オリオン座を構成する星々 など
特に印象的だったのは、生徒たちの反応です。



■ 生徒たちの驚きと感動
「本当に環が見える!」
土星を初めて望遠鏡で見た瞬間、思わず声が上がりました。
木星では、表面の縞模様や渦を巻く様子を確認し、
「写真みたい…」と驚く姿も見られました。
さらに、オリオン座を構成する星を観察しながら、
「星って色が違うんだ」
という気づきもありました。青白い星、赤みを帯びた星――肉眼では分かりにくい違いも、望遠鏡を通すとよく分かります。



■ 夜の学校という特別な空間
いつもは明るくにぎやかな校舎も、夜になると雰囲気が一変します。
静かな校庭、暗い廊下、そしてライトに照らされた天文台のドーム。
その特別な空間に入るだけでも、生徒たちはわくわくした様子でした。
理科の学びが、教室を飛び出して本物の体験へとつながる時間となりました。
天体観測は、天候に左右されるからこそ、実施できた一夜はより貴重なものになります。
宇宙を「知識」として学ぶだけでなく、「実際に見る」ことで、驚きや感動が生まれます。
今後も、本校ならではの環境を活かした体験的な学びを大切にしていきます。