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工学院大学附属中学校・高等学校<公式ブログ>

【中高天文部】合宿レポート

中高天文部は8月17日〜21日の4泊5日で夏期合宿を行いました。

1日目(8月17日)  

場所は、毎年恒例の福島県福島市の吾妻高原です。高湯温泉という温泉郷の中での合宿となりました。夜間の人通りが殆どありませんが、車通りが多少あります。それと、近くにコンビニもないので、それこそ30年は前の生活様式で過ごさないと快適ではありません。

今年は参加部員が12人と例年になく少数で、それに対してOB・OGが7人という割合での実施です。それに、OB大学生のまとめ役として、彼らの大先輩である前教員の光畑先生も参加して頂き、楽しく…といいたい所なのですが…如何せん今年の天候と来たら…。  

今年は人数が少なめなので、東京駅集合にして、新幹線に乗って福島まで。バスでの実施と違い、荷物と別行動となっています。大荷物を持って移動となると、いろいろと問題が発生します。前の日に主な荷物を集めてしまい、機材もまとめて送付する方が、安全面でも良いです。  

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宿に到着後、荷解きをして、ミーティングの後で食事をとりました。  

その後で観測と行きたかったのですが、天候不順で出来ず…。  

ただ、晴れ待ちをしているのはもったいないです。今年は大学の先進工学部から小麥先生にお越し頂いており(翌日からは武藤先生にお越し頂く予定)、天体写真についてのレクチャーをして頂きました。雨が降っていても、合宿という場での学習が出来るということは、部員にとっても良いことだと思います。

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夜更かしの練習(?)と称して、2時(26時)迄、起きていてよいということにしました。尤も、晴れていれば4時(28時)迄は起きていることになるので、生易しいことですが、天候不順ということで、晴れればこうだと言っても、新入部員にとっては結構厳しいものがあったかと思います。  

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2日目(8月18日)

2日目の朝、早い生徒は9時頃には起きてきて(註:天文部の合宿では、就寝時間が午前2時となっているので、起床は10時です)、近くの温泉に行く者や、のんびりとパンなどを食べている者など、思い思いに過ごしております。なお、天文部の合宿では朝食というものを摂ることは義務化しておりません。というのも、観測が行われる場合は午前5時頃に寝るので、普通の朝食時間に摂ることは困難であるからです。  

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昼食です。実質的な朝食です。食が細い生徒、がっつり食べる生徒と色々居りますが、夜の観測に耐えるのには食べてないといけませんので、しっかりと食べるように指導をしております。  

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午後は大学の小麥先生によるレクチャーが開催されました。天体写真を撮影するのに必要なことを学び、簡単な実習を行いました。部活動での予習としてF値ISO感度などを勉強しておいたので、比較的すんなりと理解出来たようです。  

夕食後、浄土平が晴れて居るということで、急遽浄土平へ。  

多少星が見えたのでちょこっと撮影。ただ、ほどなく天候悪化で1時間半程度で撤収。  

その後も晴れ待ちで2時位迄起きておりました。  

 

浄土平から戻り、晴れ待ちの最中は夜食を食べたり、歓談をしたりなどで時間をつぶし、就寝は遅い者で3時頃だった模様。

教員や大学生は2時すぎには解散していたのですが、一部の高校生はとても元気でかなりの夜更かしをしていた様子。  

3日目(8月19日) 

3日目の朝になりました。  

お昼ご飯の頃に、ちょうど合宿も折り返しの所になります。  

浄土平でごく短い時間晴れましたが、それでもかなり興奮して、「今日は大丈夫かな…」などと話をして…。  

でも、大丈夫です。本校の天文部は「全天候型」の天文部です。雨が降ろうが槍が降ろうが…(?)…室内でやることはあります。(なお、槍が降ってきたら、安全確保が優先ですが)  

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3日目は、天体画像処理ソフト「マカリ」の使い方について、学習しました。班別行動で実施。3人に1台のPCが用意され、昨年度に小麥先生が撮影しました写真を利用して練習しておりました。  

例年ですと、この時間帯は夏休みの宿題をしているところなのですが、今年は「宿題は合宿迄に終わらせる」ということを課題にしてありましたので、今頃宿題を持ってきているという部員は見られなかったです(と思っております)。  

やはり、専門のソフトとなると、使い勝手も良いようで…結構手際よく実習をしておりました。午後1時半からの実習で、1時間の解説と演習を経て、自主学習時間をとっても4時には習得しておりました。  

途中でOB教員の野崎剛司先生が登場。カメラと一緒だとよく晴れるという人なのですが…その「晴れ男」振りは通用するのか!?という状況。今年は状況が悪すぎます。  

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この日も天候不順でしたので、フィールドワークに代わる課題を用意しました。暗いところで写真を撮影し、画像処理ソフトの力を借りてきれいな画像にするというのが目標です。  

顧問教員の顔写真を利用し、それを撮影していかに元の写真に近づけるかというコンテストをしました。なお、提出は夢工祭迄にという事になっておりますので、それまでにどれ位の班が提出するのか楽しみです。(夢工祭で結果発表とします)  

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ところが…  この晩もちょっとだけ晴れたのです。  

40分程だったでしょうか…とにかく少し晴れました。  

晴れている時にカメラの操作を誤ったり、レンズの操作を間違えたり…結構難儀していたようです。これは夏休み前に明るいところで練習してあったよね…おかしいな…ということで対処。  

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その後、曇ってしまったので、晴れ待ちとなりました。  天候の回復はなく、雨も降ってきたので、午前2時には解散して、就寝となりました。(続く)

4日目(8月20日) 

あいにくの雨。  

これはダメかな…という雰囲気。  

結果から言えば、ダメでしたが…。  

我が天文部の合宿は「全天候型」です。  

武藤先生が用事のため、帰宅。  

その後は赤道儀組み立て練習。(コンテスト)  

フィールドで赤道儀を手際よく組み立てるには…ということで、ありったけの赤道儀を動員して練習しました。もう、冬合宿に向けた練習です。(冬合宿は富士吉田の学寮で行う予定です。とても寒いですが、晴天率は高いので、しっかりと練習しておかなければなりません。たとえ長い時間観測出来るからと言っても、手際よい設置をしないと時間だけがすぎて行ってしまいます)  

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夜ですが、雨は上がったのですが、結局雲はとれずに晴れ待ちだけで24時を迎えてしまい、「生徒は就寝!」ということで撤収しました。その前にカメラ等の回収も行ってしまいましたので、仮に晴れたとしても、見るだけになってしまったでしょう。  

なお、念のため、大学生の集団は午前2時まで起きていたのですが、とうとう晴れずに撤収しました。  

5日目(8月21日)

最終日…  

朝、荷造りを完成させ、11時に昼食をとり(いつもより遅い昼食でした)、11時40分に宿の送迎バスに乗って、福島駅に下りました。久しぶりに携帯がつながる場所で…(あったか湯や花月ではつながりますが、宿であるユースホステルではつながりません)生徒はメールの多さなどにちょっと驚いたりしました。  

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14時16分のやまびこに乗車し、東京駅で解散しました。  

晴れなかった合宿というのは、過去に1度だけありましたが、大抵は4泊もすると2泊分は確実に晴れて居たので、今年はびっくりしました。(過去に晴れなかった回は3泊でした)  

次年度は…ある程度の人数を揃えれば5泊したいところですが…、難しいです。なお、次年度はお月様の状況により、8月5日頃からを予定しております。(学校の行事暦によりますが)。  

で、そろそろ冬合宿の準備をしなければなりません。  

中高大院連携という観点から、もう予定を立てて動かないといけません。  

可能であれば、武藤先生が顧問をしている大学の自然研と連携したりしながら、天体観測の合宿が出来ればと考えております。