本校は、一般財団法人日本国際協力センター実施する「対日理解促進交流プログラム(JENESYS 2016)」により、2017年1月末から10日間、東ティモールに派遣されることが決定しました。
11月9日に説明会を実施したところ大勢の生徒が興味を示し、そのうちの40名の生徒が応募しました。しかし定員は20名でしたので、選考を経て高1生から高3生までの20人が決定し、本日キックオフミーティングを行いました。
この「対日理解促進交流プログラム」は、日本政府(外務省)が推進する事業であり、日本とアジア大洋州、北米、欧州、中南米の各国・地域との間で、対外発信力を有し、将来を担う人材を招へい・派遣するものです。
JENESYS2016 は、対日理解促進交流プログラムのうち、アジア大洋州の各国・地域を対象とした事業です。ASEAN 諸国(インドネシア、カンボジア、シンガポール、タイ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ラオス)および東ティモール、インドの 12 カ国との間において、1 年間でおよそ 2,000 人規模の青少年(高校生・大学生・大学院生等)を原則として 10 日間程度招へい・派遣します。
滞在中は、学校交流やホームビジットを通じて、現地の生活や文化を肌で感じるとともに、プレゼンや実演を行い日本の文化や魅力を発信することになっています。
今日のミーティングでは、お互いの自己紹介の後、今後のスケジュールや書類等の説明とともに、学校、そして日本を代表して派遣されるプログラムであり、日本の魅力を現地の人々に伝えるという使命があることを忘れてはいけない、また短い期間で準備を進めていくためには、互いが協力し合いながら積極的に関わっていくことが重要である、ということを確認しました。
21世紀最初の独立国である東ティモールは、いまのところ旅行ガイドブックなども発売されておらず、正直なところあまり情報がありません。しかし互いに勉強しながら、東ティモールという国を少しでも理解したうえで、プログラム本番に臨みたいと思っています。