今日は学校訪問の日です。ホテルから車で15分くらいに位置するカノッサ高校(Escola Sta. Madalena De Canossa Comoro-Has Laran)を訪問しました。この学校はカトリック系の私立校で小学校から大学まであるようです。
まずはRinaさんとNanakoさん、Eisukeくんのレポートをご紹介します。
今日は現地のカノッサ高校に行き、交流しました。
マーチングで出迎えてくれたり、食べきれないほどの食事を出し
くれたりとおもてなしの精神が強く伝わってきました!
現地の高校生は明るくフレンドリーでした。
音楽やダンスが大好きで一緒に東ティモールの伝統的なダンスを踊りました。
とても楽しかったです!
明日は、今日の反省を生かしてより一層日本の魅力を伝えられるように頑張 ります。
今日は地元の学校を訪れました。東ティモールの皆は本当に優しくて、温厚で、話しかけてくれて、英語も話せて、今日の体験で東ティモールがより大好きになりました。今もフェイスブックのメッセンジャーで話していますが、「次はいつ会えるの?」「いつ日本に帰るの?」「東ティモール楽しい?」など、たくさんの嬉しすぎることを質問してくるので、頑張って涙をこらえています。
とにかく、東ティモールは貧乏な国では決してないです。お金の面ではそうなのかもしれないですが。笑顔が溢れているということを出発する前に聞いていましたが、想像より溢れていて、溢れていると言うか、満ちているというか、どこに行っても目が合うと笑顔で返してくれます。きっと、日本に帰ったら、日本人ってこんなに冷たいんだってそれまでは日常だったのにその日常に失望してしまいそうです。
東ティモールのためにまた貢献出来るなら、全力で力を注ぎます。
カノッサ高校に行きました。
自分は、最初は、緊張してましたがカノッサ高校の人がとてもフレンドリーで写真を沢山撮りました。
カノッサ高校では、伝統的なダンスしたり、民族衣装を見たり、授業見学をしました。授業の時では、優しく対応してくれたりたくさん質問をしてくれたので嬉しかったです。本当に楽しい1日でした。
バスが到着すると学校はすでに歓迎ムード。鼓笛隊の華やかな演奏が鳴り響くなか、沿道には多くの生徒が立って、我々を迎え入れてくれました。
講堂前に到着するとさらにバンドとガードによるパフォーマンスが続き、それが終わると民族衣装に身をまとった生徒が、東ティモールの伝統織物「タイス」を一人ずつ首にかけてくれ、会場へと案内してくれました。
昨日大使館を訪問した際、山本大使からは「盛大なおもてなしの心で歓迎する」国民だとは伺っていましたが、その言葉通りの歓迎ぶりでした。
講堂に入り、いよいよ交流のスタート。MCを務めてくれたのも民族衣装を着たカノッサの生徒。オープニングセレモニーでは両校からの挨拶や太鼓をたたく儀式を行い、ブレイクタイム。我々のために紫芋やバナナ、パパイヤ、ココナッツなどの料理を用意してくださっていました。ホスピタリティの心が半端ではありません。
ブレイクのあとはいよいよ工学院によるプレゼンがスタート。年末から急ピッチで準備をはじめ、昨晩10時過ぎまでみんなであれやこれやと打ち合わせてきた成果を出すときです。
明るい講堂の白壁をスクリーンに見立てた映像のため、なかなか鮮明に映し出すことができず100%伝えきることはできませんでしたが、「工学院」「日本の四季」「食べ物」「日本の便利さ」「音楽」「お辞儀」について、無事発表することができました。
プレゼンの後は実演発表。こちらは「ペットボトルを使ったおもちゃ(空気砲)」「ソーラン節」「坊主めくり」の3本立て。どのような反応か心配もありましたが、どれも大いに盛り上がってくれました。空気砲や坊主めくりはグループを組んで一緒に体験してもらったので、あちこちで早速仲良くなり、スマホで撮影大会も始まりました。
何とか発表が終了しランチタイム。我々の食事はカノッサ高校が用意してくださいました。
そして午後は授業見学でスタート。グループに分かれ、高校2年生の教室を順番に訪問し、自己紹介や質問などでちょっとした交流を楽しみました。
カノッサ高校は2部体制になっていて、1・3年生は午前中、2年生は午後に授業を行うのだそうです。一コマ90分で毎日4コマの授業が午前、午後、それぞれあるようです。午後の授業が終わるのは6時だとか。今日講堂で一日我々と交流してくれたのは3年生の皆さんでした。
授業見学が終わると講堂に戻り、カノッサ高校のパフォーマンス。最初は制服や東シティモールの民族衣装を紹介してくれました。
本校の代表生徒も衣装を体験させてもらいました。
そしてカクパつくり体験。カクパというのは植物(バナナ?)の葉(?)を編んで袋にしたものです。この中にお米を入れ、蒸して食べるのだそうです。なかなか難しく、みんな夢中になっていました。
そしてそのあとはダンス。もうとにかくみんなでダンス。合計で3~4回踊りました。
以上で今日のプログラムは終了。クロージングセレモニー、写真撮影を終え、名残惜しくカノッサ高校を後にしました。
1日を通じ、先生方も生徒の皆さんもとても温かく私たちを迎え入れてくださいました。日本も「おもてなし」を大切にする国民性がありますが、東ティモールの人たちのおもてなし(ホスピタリティ)の精神にも驚かされました。そんな両国の絆が一層深くなるよう、今回のプログラムに参加した私たちにできることはきっと何かありそうです。
ホテルに戻り緊張と疲れをいやした後はいざ夕食。今日はOcean View Restaurant & Barでミーゴレン(アジアン焼きそば)をいただきました。ビーチハウスのようなレストランで、私たちが食べた場所は海の上でした。結構波が荒かったのですが、何とか水はかからず、雰囲気を楽しみながらお食事をいただきました。
明日はもう一つの学校を訪問します。どんな交流ができるか楽しみです。