全てを完成させることが本日のMUST!
明日の販売会、そして、明後日の2人の起業家(RaindropティーダさんとRokhahスロワーズさん)を前にした最終プレゼンのため、その準備の全てを本日完成する必要があります。人にとって時間は公平に流れ、また、有限です。エビデンスに基づく提案に向けて、生徒たちがやるべきことはまだまだ残されています。プロジェクトベースドラーニング(PBL)「Think Make Share」を実社会で通用する段階へと引き上げる高度化が求められます。「なぜ?それで?本当に?」(Why?So what?Really?)の問いを繰り返し、思考し、カタチにする。「高校生なのに頑張ったね」では終われない、結果を求められるプロジェクトに、身を持って生徒たちは挑んでいます。慣れない土地でのコンディションキープも必須です。さあ、今日の彼らの挑戦を見ていきましょう。
1枚目はシェムリアップにきて、アクセサリーデザインと格闘してきたヨシコさんがパワーストーンを絡めたアクセサリーのプロトタイプを完成、その完成画像から…そして、サポートするマサミさんとのツーショット。
両チームリーダー、サオリさんもリンさんも、責任感からでしょう、プレッシャーも大きくなっている模様です。それでもスマイルは忘れていません。「リーダーの大変さが初めて分かった」とサオリさん。リンさんも「余裕はありません」とのこと、朝のWorkでつぶやきます。まとめあげる(全てを統合する)1日、簡単な事ではありません。
ダイチ君、オオタ君はチームを越えて「接客マニュアル(コード)」を作成しています。ショウタロウ君はデータを研ぎ澄ましながら翻訳して伝えるための準備をしています。アンナさんはポップを作成し、アイディアを絞り出しています。ナツキさんとユクリさんはカフェでパンフ制作、店舗の入り口を飾るポスターを作成しています。そこに現れたシュンソウ君は、パンフを置いてくれる商業施設を調査しています。サエさんは、商品に意味を持たせる表示ポスターを創りました。よしこさんとマサミさんはアクセサリーデザインを、自分たちの拘りとティーダさんの拘りとをマッチングさせながら、最終工程に入っています。
昼食後、Rokhahチームはブランドイメージを最終確認、プレゼンの一貫性を持たせる重要なミーティングをしていました。店舗では、ディーダさんとユクリさん、ダイチ君、サエさんが協働で、ディスプレイ、イメージ戦略を追求しています。
GPカンボジアグループが帰国前に陣中みまい。しばしの再会を喜び合い、そう、ここシェムリアップで…、「次は東京で」という不思議な感覚に包まれます。アジアはもう遠くない、そんな彼らに見えました。「ここのジェラートは食べた方がいい」ということで、GPカンボジアグループ生徒はめいめい注文テイクアウトでお別れしました。みんな来てくれてありがとう!終業式でまた会いましょう。再会も束の間、すぐに自分たちのWork(持ち場)に戻り、仕事再開。さあ、前進しよう!
夕食は本日そろって本格インドカレーとナンで美味しくリフレッシュ!
終日、このペースで生徒たちは、チームのため、ティーダさん、スロワーズさんのため、活動しました。あとは失敗を恐れず挑戦を続けましょう。Try&Errorで突き進むのみ!!
Just do it !
人が一生に出会える人の数は限りがあります。偶然出会った、ティーダさんとスロワーズさんのために明日はみんな頑張りましょう。人を通して、つながる社会は無限に拡がる可能性を有しています。持続可能な経営へのアプローチ、時を越えて、社会に繋がっていく可能性もまた然りです。社会や「世界」について語る前に、目の前の人、コトのためにベストを尽くす…シンプルでいい、それが強い。
みんなタフです。6日目、全員元気に頑張っています!
ONE TEAM