中学2年生は、鎌倉探究教室の発表が終わったのもつかの間、7/16(金)には、11月に実施される東北プロジェクトツアーのキックオフを行いました。
本校のプロジェクトツアーは、いわゆる修学旅行とは異なり、文字通り生徒がプロジェクトを実施するということに重きを置いています。
今回のキックオフでは、1年生のときに行った八王子プロジェクトや、鎌倉探究教室との繋がりを意識してもらいながら、プロジェクトについてを改めて知ってもらいました。
またツアー先である東北といえば、10年前の東日本大震災です。
多くの生徒は知識としては知っていても、どういったことがあったのかを覚えていない生徒が大半です。
そこで当時の報道の映像を、地震発生から津波、火災までの流れを見てもらいましたが、みんな食い入るように見ていました。
そのうえで、現在の自分たちは、現在の東北にどのような〈貢献〉が出来るのかということで、8箇所の訪問先に分かれた、12のプロジェクトを紹介しました。
生徒たちには、この12のプロジェクトから自分の取り組みたいものを選び、後日訪問先を各自で調べながら、Formsで希望を出してもらいました。
そして、7/26(月)には希望にあわせたプロジェクトを発表し、プロジェクト毎に分かれて顔合わせを行いました。
顔合わせでは自己紹介にはじまり、さらにはプロジェクト内で4~5人のチームに分かれてもらいました。
今回はこれまでの行事とは異なり、全クラス混合のため、同じクラスだけのチームもあれば、顔は知っていてもほとんど初対面同士というチームも出てきました。
初対面のチームはドキドキワクワクですね。
そして、夏期講習中の発表について案内し、チームごとの発表に向けて自分たちの宿題を決めていきます。
夏期講習中の発表では、震災と訪問先についての調べ学習がメインとなります。
しかし、せっかくのチームとしての発表です。
今回はチーム名やチームのロゴマークを作ってもらうなど、クリエイティブな要素を含みます。
宿題の振り分けが決まったチームは、チーム名やロゴマークをどうしようか悩んでいます。
また、夏期講習までの間には、EdmodoやOneNoteを通じて、チームでの協働作業が出来るようになっています。
これらのツールも、ぜひ有効に使ってほしいものです。
果たして、夏期講習までに、それぞれの準備はどこまで出来るのか。
そして、夏期講習を通してチームワークは生まれるのか。
ご期待ください。