晩秋の新宿。衣替えで「紺ブレ」を着る生徒たち、いつもは陽気で賑やかな朝も、色も音も落ち着いた朝に感じます。類型科目選択の最終決断も迫り、将来に向け、自立を求められていく人生のシーズンを彼等は迎えています。選択する時代から、切り開いていく時代へ…、社会の変化のスピード感は増しているように感じますが、「世界の変化に君がなれ!」という思いで一人一人が前進していくことを願っています。
本日は「理想の未来都市をデザインする」を目標に、新宿でのフィールドワークを現代社会とLHRを融合させてスタートしていきます。本日のお題は「君が見た新宿の魅力」です。後半、紹介します。また、哲学では「ノリとハサミ✂️持参」になっておりどんな授業が展開していくのか楽しみです。
先ずは本日の一枚。新宿フィールドワークで生徒が撮影したクールな一枚。何を意図してシャッターを切ったのでしょう?
ロバート先生によるMath。
新宿フィールドワーク、試験明けすぐということもあり、こちら側の準備不足を次回への課題に残しますが、どのグループも安全に無事、新宿の街を散策できました。多様な視点が次につながると感じました。生徒が撮影した写真を一部紹介します。都市の空間のデザイン、街の清潔感、都市におけるアート(景観)、緑化への工夫、国際化の度合い、ユニバーサルデザイン、店舗のデザイン、光と影、食の豊かさ、ソフト面とハード面のバランス…。視点を持ちながら、視点を変えながら街を歩くと気づかなかった新しい発見があると考えています。生徒たちが自らの視点でシャッターをきってきた写真にワクワクするのはおそらく私だけではないでしょう。
ウー先生の中国語。
ジェームズ先生の哲学。
「これはアートと言えるのだろうか」のディスカッションから導入。
自分でアートを表現してみよう!君の考えるあるいは感性におけるアートとは!IBのTOKのワークショップでも象や幼児、アーティストの絵を観て「芸術とは知なのか」問われたことを思い出しました。芸術の秋にマッチするアートと思考のコラボレーションで哲学の授業が展開します。30分弱で作り出される生徒たちの感性の放出に驚きと感動を覚えます。改めて「芸術とは何か」「芸術は理論の範疇にあるのか」考えさせられます。
完成(一部紹介)。
最もクラスメイトの票を集めた作品!
芸術の発露で晴れやかな生徒の表情が印象的でした。明日は文化の日で祝日、連休となります。
Fail better!
より良い失敗を明日に繋げていきましょう!
Have a good weekend!
夕陽に輝く新宿の街を後にしました。
(生徒撮影)