クリスマスパーティ終了後、ぼちぼちと集合しながら始まった今年最後のプログラミング講座は、思い思いに好きなことに取り組んでいました。
こちらは3Dプリンターで、プラレールのボディを作成しています。
まだプラレールで製品として売られていない電車で、自分のお気に入りの電車をモデリングしています。
参加2回目ですが、もうすでに基本的な操作は覚えて、自分でしっかりと作業を進めています。今日1日の作業で、電車の形まで完成しました。ただ形を再現するだけでなく、メディアを参照して、扉や窓の間隔を計算しながら納得するまで図面を修正していました。
こちらは、マテリアルを適用してレンダリングを行って質感を出しています。これは、モデリングした物体の素材をシュミレートして、光源などを計算した画像を書き出して行うものです。ゆくゆくはこれを動画の素材や、壁紙に使いたいと考えているようです。このことは、改めて3Dモデリングは、3Dプリンターで出力するためだけのものではないことを教えてくれます。
製作の過程では、様々なマテリアルを試行し、その中でも最も作品のイメージに合うものを選択しました。レンダリングをする上では、その周りの環境の設定(環境光、光の反射率、光源の位置など)をする必要があります。それらを駆使しながら、最良のデザインを作っていきます。
これらの作業はたとえば商品デザインをする上で、自身の作品をPRする上でも大いに役立つスキルです。
最終的には、こんな綺麗な画像が完成しました。
その隣では、フライトシミュレーターで使える自作のコントローラー(操縦桿や航空機を操作するためのスイッチのようなもの)を自分で設計し、マイコンと組み合わせて実際にパソコンに繋げてテストを行っています。
こちらは、マイコンを使って、液晶とブザーのテストを行っています。しばらくコンテストのために3Dプリンターばかりいじっていたので、久しぶりのプログラミングに一つ一つ確かめるように作業していました。
写真は掲載できなかったのですが、高校生も探究論文のテーマとして3Dプリンターを選択、講師の先生に質問しながら無事に探究論文を完成させました。
探究論文には、3Dプリンターで作成した実際の作品も登場します。来年の発表に向けて、準備しているところです。
来年も、それぞれやりたいことを実現できるような場所になって欲しいと願っています。
この講座は不定期で開催しています。3Dプリンターモデリング、プログラミング、映像作成、ウエブ作成、チラシ作成などやってみたいことがある人の参加を待っています。