高校2年次の必修項目である「探究論文」。生徒個々の選んだテーマで、いよいよ「A420ページ」分のレポートを仕上げる時期となりました。
1月8日(金)の3学期始業式後、そのダイジェストを公表すべく、高校1年生の諸君も招待した「スライド発表会」を実施しました。
感染防止のため、今回は24教室に分かれての発表でした。
生徒は、予めPower Point等で作成したスライドを、MicrosoftのOne Noteに提出。いつ、誰に見られても恥ずかしくないよう、しっかり準備して臨んでくれたことでしょう。
教室は、お互いが評価、論評し合えるように、できるだけテーマが類似しているジャンルを選びつつ、分類しました。
例えば、この教室は「健康・スポーツ系」。
こちらは「経済・経営系」をテーマとする教室。
こちらは「イノベーション系」です。まさに「0から新たなことを考えよう!」とする、工学院の中でも、さらに革新的な(?)諸君たちです。
普段は「はにかみがち」な生徒も、後輩たちが来ていることもあるからか、いつもより堂々としていたような気がしました。
発表を聴講してくれた1年生の諸君も、アンケートに熱心に記入してくれていました。どうも、ありがとう。
本学年の生徒諸君は、高校1年生の4月に行われたオリエンテーション合宿で「探究」という言葉に触れてから、授業・行事・部活動等、様々な場面で探究活動を行ってきました。探究論文は、このような日々の活動から得た学びやそこから生まれてくる疑問と向き合い、未知へ飛び込んでいく楽しさを感じることのできる一つのきっかけとなるものです。この探究論文を通して、生徒たち自身の世界が変わり、更には周りにいる私たちの世界も変わってしまうような、そんなきっかけが生まれていく瞬間をたくさん感じることができました。