高校1年次から2年生の10月完成を目標に取り組んでいる「探究論文」。12月16日(月)の答案返却日に合わせて「第2回ワークショップ」を実施しました。
「第1回」では「自分の気になること、興味関心のあること」を「自分のキーワード」とし、それと「自分が将来学んでみたい学問領域」をかけ合わせて「探究論文のテーマを考える」という取り組みを行いました。そこで生徒たちは「キーワード×学問」という公式をもとに「CiNii(https://ci.nii.ac.jp/)」や「Google Scholar(https://scholar.google.co.jp)」を用いて、現在世に出ている関連論文を検索し、それを3本ほど読み込んでおくように、という宿題を出されていました。(みんなどのくらいやってくれているかな?)
「第2回」のこの日は、以下の「目的」に沿って進められました。
➀自分が検索した論文から必要な情報を抜き出しまとめる。
➁まとめた内容の魅力が伝わるように発表する。
➂発表を聞き、疑問や感想を伝え合う。
④記述力を身につける。
まずは、前回検索した「キーワード×学問」を書き出し、関連論文のリスト(著者、『論文名』、発行年月日、出典先)を明記して、まとめます。
次に、その論文から受けた感想や意見を、以下の項目別に書き出してみます。
➀初めて知ったこと
➁感動したこと
➂納得したこと
④おすすめしたいこと
⑤疑問に思ったこと 等々
続いて、自分が見つけた「関連論文」について、先に考えた感想や意見を200字程度にまとめ、2人ペア、もしくはチームを組んで、お互いに発表しあいます。
発表を聞いた人は、思ったことや気になったことを質問します。実は、その質問の仕方も大切です。ちゃんと質問することで、発表者は本当に伝えるべきことを整理できるからです。
「もう少し具体的に」「なぜ、そう思ったのか」「そもそもそれは本当なのか」「もし〇〇だったらどうなるのか」等々。
最後に、今日学んだこと、次に生かしたいことをまとめて、終了です。
次回(1月29日予定)に向けての「宿題」は、自分が検索した関連論文について、その内容と感想をA4用紙2枚のレポートにまとめてくることです。全員必ずやってくること!約束ですよ。(データにして保存するのを忘れずに!)
でも多くの生徒諸君は、順調に進んでいるようでホッと一安心です。これからも頑張りましょう!お疲れ様でした。