DiG発表の日を迎えました。アカデミーの生徒たちと実施してきた協働プロジェクトをアカデミーの先生方に発表しました。
生徒の感想です。
今日はアカデミーの外へ行って市場や学校を見学しました。一番印象的だったことは、子供達のスポーツをすることに対しての意欲や工夫です。バングラデシュの子供たちは、暇があればスポーツをするぐらいスポーツに没頭しています。しかし、快適にプレーするための石灰があまり普及していません。そんな中、地面を掘って線を作るなど、工夫を凝らしてスポーツを楽しんでいます。
また、グラウンド内に山羊がいたとしても強行してプレーするほど自分たちのやりたい事を全うしようとしています。このような姿勢は我々日本人は学ばなくてはならないと思いました。「スポーツをする公園が無い」や「道具が買えない」などという理由で諦めてしまうのは勿体無くないはでしょうか。我々はもう一度このような姿勢を取り戻すべきだと思いませんか。今日は先進国で生きる我々も発展途上国から学ぶことがあるということを改めて痛感したとても有益な日だったと思います。
アカデミーの竹を使ってすのこを作り、洗面所の床の汚れと滑りやすさを改善したチーム、卵の殻を使って地面に線を引く石灰の代替物を作ったチーム、目安箱、美化コンペなどチームの取り組みは様々でした。発想の転換、持続可能性を考えました。
発表の後はエクマットラアカデミーのメンバーとキャンプファイアーを囲み、問題発見、分析、解決を協働体験した仲間と思いを分かち合いました。
取り組みの出来栄え以上に、エクマットラアカデミーの生徒たちと一緒に取り組んだことが一番の財産となるでしょう。ご協力くださった生徒、先生方スタッフの皆さん、ありがとうございました。