GP(グロ-バルプロジェクト)のオンライン事前学習がスタートしました。
今日は各方面の取り組みを紹介したいと思います。
まずは沖縄グループ。ここは100人を超えるグループになります。ポイントは100人以上のメンバーでどのような事前学習をするか。グループに分けての意見交換。発表。パワーポイントにまとめて提出してもらう。いろんな事前学習のプランが出てきましたが、リーダーたちは何がいいか頭を悩ませている部分がありました。そこで考えついたのがOneNoteの活用。これを使って、資料集を作ろうという考えでした。ターゲットとなるSDGsの番号を選び、調べていく形です。
全員で取り組むのは確かに大変だが、メンバーが多い分、沖縄についての資料がたくさん集まり、グループ全員が閲覧可能であることから、それぞれのページを見て更なる気づきや疑問などもたくさんでてくるとのアイデアでした。また完成した後もOneNoteを使いながら意見交換やまとめ作業ができ、思考レベルの「B」につなげていきやすいとのこと。リーダーがテンプレートを作り、それに倣って現在作成中です。どのような資料集が出来るか楽しみです。
タイグループです。今回ターゲットとしているSDGsの「3.すべての人に健康と福祉を」「5.ジェンダー平等を実現しよう」「10.人や国の不平等をなくそう」から興味のあるものを調べてパワーポイントにまとめ、事前学習を進めています。
このグループではClassNotebookを使用しています。共同で作業するスペースや個人のページ、全体に配布するページなどがあり上手に活用しています。また提出方法や期日、今回のねらいとすることなど丁寧に説明をしていたのが印象的でした。先日はそれぞれが作成した資料を持ちよって、発表会を開催。同じSDGs番号を調べたメンバーで集まり、発表とグル―プでの意見交換が行われ、共有と新たな発見が出来ていました。発表会終了後はFormsで振り返り。次回はそこから発展して事前学習ができるように準備をしています。
カンボジアグループです。まずは互いにコミュニケーションを取って、「メンバー同士仲良くなろう!」というコンセプトをもとにスタートしました。ミーティングの中にアイスブレイクの時間も用意。リーダーたちが準備したKahootを使って、みんなで問題を答えていきます。誰が早く答えられるか。得点の表示を共有して盛り上がっていました。内容はカンボジアの基本情報やSDGsに関しての問題。メンバーで楽しみ、そしてカンボジアについての基本知識やSDGsについても学べる。良く工夫をされたプログラムです。
その後は個人の調べ学習を課題として、プレゼンやポスターを作り上げて発表。グループで発表を共有して更なる発見や課題が見つかりました。今後はBレベルに進めていく準備をしています。
最後にアメリカグループです。このグループは現地に行った時に自分たちのアイデアを英語で企業家にプレゼンするというプログラムがあります。本番に向けて自分たちのアイデアを形にして、まずは日本語でプレゼンをするという事前学習を進めています。テーマは「自宅にいる中で、どうやって運動するか」です。初回のミーティングでは「オンラインでアイデアソンをしよう!」というプログラム。
リーダーからのレクチャーがあり、まずはグループで協働してアイデアを出すことからスタートです。なかなかアイデアが浮かばないグループもありましたが、そこはリーダーがサポートして進めていきます。「アイデアは質より量。」「まずはたくさん出すことが大事だよ。」と話をしていきます。先日2回目、3回目のミーティングが行われていましたが、「なるほどな。」と思うアイデアも上がっていて、どのような形になっていくか楽しみです。
このような形で各方面の事前学習が進められています。まだ現在進行中ですが、すべてオンライン上での事前学習です。プロジェクトを進めていくリーダーたちのアイデアや形にしていく企画力には本当に驚かされます。
リーダーと各グループのメンバーが加わり、大きな学びとして動き出しています。これからもどのような形でプロジェクトを進めていくか。アイデアを形にして、たくさんの「TRY」が出来るようにリーダーたちは準備を進めています。今後も取り組みを紹介していきたいと思いますので、楽しみにして下さい!