11/10(木)に実施された京都プロジェクトツアー2日目です。
午前は、1200年続く京都のまちをSDGsをテーマに探究します。生徒たちは島津製作所、ラジオカフェ、京都国際マンガミュージアム、太秦映画村、保津川ラフティングに分かれます。
まずはタクシーで移動します。宿泊している東寺洛南会館を出発です。
島津製作所は、まず光と色ついて学びました。
分析装置でお茶の色の違いも分析しました。
工程を教えていただきながら、分光器を製作して光を観察しました。
国産初の医療用X線装置の製造の歴史をもつ企業で最先端の技術を紹介していただくなど京都のものづくりをまなぶことができました。
NPO京都コミュニティ放送ラジオカフェで6分間のラジオ収録にチャレンジします。
打ち合わせ中です。
マイクを前に緊張気味ですが、外国人観光客に道を聞かれた時に使える英会話の紹介をしました。
京都のエピソードなども加え、話すことができました。
地域の人々がラジオを通し繋がる、SNSにはない面白さを感じることできました。
京都国際マンガミュージアムの中に入ると、昔のマンガから海外のものまで壁一面にマンガ本が並びます。
建物は昭和の小学校校舎をリノベーションしています。
実際に画材道具を使ってマンガ技法を学びました。一人一人が集中し黙々と作業しました。
世界にも注目されるマンガ文化を学ぶことができました。
太秦映画村では、時代劇のオープンセットを見学します。普段あまり見ることのな時代劇も鑑賞しました。
時代劇を見る人も少なくなり、文化の伝承などの問題もあります。
若者やインバウンドを惹きつける新たな取り組みも体感することができました。
保津川ラフティングは、亀岡市に移動し紅葉も見ごろになってきた保津峡でラフティングにチャレンジしました。
保津川は亀岡と嵐山を結び、江戸時代に物資運搬の目的で開削された歴史をもちます。
プラスティックゴミゼロを目指す活動についてもお話しを伺い、自然豊かな景観の理由を学ぶことができました。
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以下生徒からの感想です。
・島津製作所で実際に実験などで使われる紫外可視分光光度計を使わせてもらってとてもためになりました。
・コロナの検査時間を半分に短縮したり、アクセサリーについている宝石の純度などを調べる機械があることを学ぶことができました。
・僕自身も時々ラジオを聴くことがありどのように収録しているのか、どのような雰囲気なのかが気になっていたので知ることができて良かったです。
・ラジオのコミュニティーを生かして地域の人々の結びつきを作ろうとしていた。
・実際やってみてラジオを録音する部屋に入ったときとてもいつも見たいな空間じゃなくてとても緊張してうまくしゃべれませんでした。とても面白く普段ではぜったい味わえない体験をしました。
・本番の前にリハーサルを行ったり、マイクチェックをしたりと、入念な準備がかさねられていることに驚いた。
・実際に京都ミュージアムに行ってみて、小学校の風景がたくさん残っていたので見てて楽しかった。小学校がなくなってからも、壊して新しく作るのではなくて、そのままの校舎を使ってミュージアムにするのはとてもいいことだと思った。
・どうやって漫画を描くか、その細かい表情やつや、スピードなどのとても繊細かつ重要なことを学びました。
・昔の漫画が読めて楽しかったです。昔の漫画と今の漫画の違いを手に取ってみることができて面白かったです。
・太秦映画村では江戸の街並みが揃っていました。映画作成用の実際のセットも見れたので良かったです。
・時代劇を推進する取り組みを学ぶことができました。
・映画村は時代劇などで使われた場所を見ることができました。昔祖母と映画村が舞台になった時代劇を見たので。いつか見てみたかったので感動しました。
・川がとてもきれいなのはラフティングスタッフの方々などが掃除をしているからということを知ることができました。川で溺れた時は慌てずにラッコちゃんポーズをすることを教えてもらいました。
・京都といえば街並みのような気がしていたのですが、自然も豊かでした。僕たちは保津川という京都の川でラフティングをし、様々な魚や鳥に出会いました。そして、船が度々私たちの隣を横切るのですが、東京ではない親切さを見せてくれて、自然以外の体験もできました。
・ラフティングにはチームワークが大切さだと思いました。
・漕ぎ方を教えてもらったり水切りで遊んでいたらだんだん晴れてきてとても楽しいラフティングになりました。途中でボートを使ってシーソーをしたりボートを使って腹筋を鍛えたりするミニゲームもやり楽しかったです。