昨日のサービス活動について、生徒の感想をご紹介します。サービスとはラウンドスクエアの理念、IDEALのSにあるように、奉仕の精神を持ち、社会に貢献する取り組みです。RSIC2023参加者と共に、学校の外に出て、地域の学校でその精神を実践しました。私たちが実践し、貢献するのはもちろんですが、それ以上に多くを学ばせていただきました。
始めの2日間はブルックハウスキャンパスの中で主に過ごしました。ですが今日は初めてそのキャンパスの外から出て現地の小学校に行く機会がありました。小学校では教室の床をシメントで綺麗にしたり、壁の穴を埋めたり、ペンキで塗ったり、大きい蛇口からバケツやペットボトルに組んだ水を学校の近くの方まで運んだりしました。すごく楽しかったです。
その学校に通っている生徒たちとも話す機会も少しありました。その子供達は近くのスラム街から30分ほど徒歩で通っているそうです。自分は1時間ぐらい学校まで行くのにかかるのですが、電車やスクールバスなので歩くってなると合わせて10分ぐらいで、毎朝30分もかけて徒歩で学校に来るってなると本当に尊敬しかありません。子供達はとっても優しくて、積極的で、元気で、笑顔が素敵な子達ばっかりでした。好きな教科だったり、将来の夢だったりについても話しました。私が話した子たちはサッカーが好きだったり、ダンサーになりたいと言ってました。
どれだけ国や住む環境が違くても、同じものが好きで、同じ息を吸って、同じ人間だと改めて実感しました。正直いうと今自分が通ってる、工学院に比べるとすごい差で、どれだけ自分が勉強できる環境であったり、放課後遊ぶ環境が恵まれてるのかを感じました。私がどれだけ具体的に書いたとしても、ケニアに実際に来て見て、子供たちと触れ合わないと、心からそう思えないと思います。よく先生や親だったりが、自分が住んでる環境に感謝するように言われていましたがケニアの地元の小学校にいくと本当にそう思わせてくれました。けどその子達には同情などの感情は一切なく、それより夢に満ち溢れた子達だと私は思いました。夢などがあって、そのために一生懸命頑張っていたり、勉強したりしていて本当にその子達には尊敬しかないです。毎日違う色々な事を考えさせてくれたり、新しい事を学ぶことができとても明日が楽しみになります。
夜、Cultural Eveningで発表をした生徒の感想です。
今日はcultural evening で剣道の発表をしました。たくさんの国々から人が来ていたので、みんな剣道を見てどう思うか正直心配してました。ですが、終わったあと、皆さんが大きな拍手と声援をくれて緊張もほぐれて、とてもいい経験をさせていただけました。具体的に何をやったかというとまゆは浴衣を着て剣道とはどんなものなのか、どんんなことを今するにかについて説明してくれ、私は剣道の形を見せました。違う国々の方が剣道というもの知り、目で見て、日本の文化や伝統をわかっていただける発表をできとても良かったと感じました。