JUNIOR & SENIOR HIGH SCHOOL OF KOGAKUIN UNIVERSITY <OFFICIAL BLOG>

工学院大学附属中学校・高等学校<公式ブログ>

RSIC2024 Day4 環境保全活動

ラウンドスクエア国際会議が続きます。美しい空気と自然に囲まれた高地での活動では、自然の雄大さと悠久の時の流れを感じます。バラザと呼ばれる小グループに分かれて、2500メートル余りでトレッキングをし、山火事で焼けてしまった地に植樹をしました。苗木のかたちがひとつひとつ違うように、体験を共有することで、ここに集う人の多様性を享受しました。

生徒の感想です。

南米大陸の北西に位置するコロンビアでは半世紀にもわたる国内武力紛争により非常に多くの国内避難難民を抱えています。昨年参加させて頂いたケニアでも特に貧困等の問題は深刻でしたが、コロンビアはまた違った意味での社会問題がありました。


貧困をはじめ、汚職、失業、差別(特に女性)麻薬中毒、階級の不平等等、政治的、社会的及び経済的問題で山積みです。近年、国は回復しつつあります。しかし直面する問題が非常に多い為、改善はかなり遅れています。でもそれとは裏腹に地元の人々の温かさは私にとってはいつの間にか安心の2文字に変わりました。

今日はコロンビアに来て4日目を迎えました。この4日間は、私にとって特別な意味を持つ大切な時間となりました。地元の人々が語るコロンビアへの深い愛情や、長い歴史、そして彼らの才能に触れることができたのは、とても貴重な経験です。また、美しい自然に囲まれ、優しい人々との出会いもありました。コロンビアの歴史は非常に奥深く、他の国に比べても「苦しい思いをしてきたんだろうな」と、同じ時代に生きてきたと思えない体験を乗り越えた人々に触れ、この4日間は私の心に深く刻まれました。


辛い歴史的背景に触れ、学んだ私達にとって今日はとても神秘的でアクティビティな日になりました。スカベンジャー・ハントに参加し、コロンビアの豊かな歴史が残る場所をグループで巡りながら、その歴史について学び、クリエイティブな写真を撮影しました。訪れた7つの歴史的な場所の中でも、特に印象に残ったのは、建物の中に展示されていたアンモナイトの化石です。それはコロンビアのボヤカ地域にあり、かつて「ボヤカ海」と呼ばれていた場所です。

この海は約1億年前から数千万年前に存在していたため、ボヤカは元々海だったのです。海水が退いて現在の地形が形成され、人々が住むようになったとされています。私が観たアンモナイトは、これまでの人生で見た中でも非常に大きく、強く心を引きつけられました。この地の美しい歴史と自然を感じる時間でした。大きな山々に囲まれたボヤカには、素晴らしい歴史が残されており、コロンビアの魅力をさらに感じることができました。


その後、美味しい食事を楽しんだ後、私が楽しみにしていたアドベンチャー・パークに行きました。ここは、アスレチックパークのような場所で、ハイロープやフィールドアスレチックを体験しました。久しぶりだったのでドキドキしましたが、みんなと一緒にゴールすることができ、とても楽しい時間を過ごしました。コロンビアの深い歴史を学びながら、地域の人々と楽しいアクティビティができたことは、一生忘れられない経験です。

コロンビアの人々は代々、内戦等で辛い経験をされてきた分他人に対しても助け合いや思いやりを大切に生きている気がします。悲惨な歴史的背景がありながらそれを達観できるのは並大抵の事ではなく自国愛に満ちている地元の人々の強さを知りました。

コロンビアに来る前はニュース等によるイメージで「怖い国なのではないか…」という偏見は私の中にはもうありません。残りの3日間も、たくさん学び、思い切り楽しみたいという意欲でいっぱいです。